グラジオラスの花言葉と由来

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グラジオラスの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前グラジオラス
学名Gladiolus spp.
主な花言葉(日本)密会、用心、思い出、忘却、勝利
主な花言葉(海外)人格的強さ、誠実、準備、記憶
誕生花3月23日、6月14日、7月13日、11月26日
開花期6月〜10月

花名は『葉の形が剣に似ている』ことが由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

グラジオラスの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
赤、オレンジ頑固、用心深い愛、情熱
ピンクたゆまぬ努力、ひたむきな愛、満足女性らしさ、思いやり
情熱的な恋魅力、優雅、神秘性
密会、勝利無垢、純粋、誠実

花言葉の由来(日本)

グラジオラスには、色によって様々な花言葉がありますね。中でも、素敵な意味を持つものが多いように感じます。

葉の形が剣に似ているということでつけられたグラジオラスは、戦いに向かう戦士たちが花を目にしたことで、勇気づけられる場面が多々ありました。

そんな戦士たちを鼓舞することから「勝利」の花言葉がつけられたとされています。

花言葉のある名言(日本)

人生の幸福は、困難に出会うことが少ないとか、全くないということにあるのではなく、むしろ、あらゆる困難と闘って輝かしい勝利を収めることにある。

ーカール・ヒルティ(哲学者)

花言葉の由来(海外)

グラジオラスは、古代ヨーロッパ時代に人目を忍ぶ恋人同士がこの花の数で密会をする時間を相手に知らせるために使われていた歴史があります。

ここから、「密会」や「用心」の花言葉がつけられたと言われています。

花言葉にはマイナスなイメージも強いのですが、西洋では「人目を忍んででも会いたい」という恋人たちの一途な心から、「誠実」の花言葉がつけられたとされています。

グラジオラスの場合、パッと見の言葉とは反対の意味で使われているってことですね。

花言葉のある名言(海外)

誠実な疑いの中にこそ、それ以上の信念が宿る。

ーアルフレッド・テニスン(詩人)

グラジオラスの基本データ

花の名前グラジオラス
学名Gladiolus spp.
和名唐菖蒲
英名Gladiolus, Sword lily
アヤメ科
グラジオラス属
原産地南アフリカ、地中海沿岸、中央ヨーロッパ
開花期6月〜10月
草丈/樹高0.6~1.5m

グラジオラスの葉が剣に似ている事から、古代ローマの剣「グラディウス」からとって名付けられました。

和名はそのまま、その花が菖蒲に似ていることからつけられました。

学名であるGladiolus(グラジオラス)は、ラテン語のgladius(グラディウス)が意味する「剣」を語源としています。花名と学名が一緒なんて、面白い花ですよね。

主な花の種類

種類名特徴
トラベララベンダーピンクのやさしい上品な花色。
丈夫でつくりやすく、花つきのよい早生品種で、遅く植えても秋に花が楽しめる。
ツルーラブ丈夫でつくりやすい品種。
花穂が長く、花が密につき、ボリュームがある。草丈も高い。やや晩生品種。
富士の雪クリームホワイトの大輪品種。
花数が多く、草丈が高く、ボリューム感がある。
春の泉鮮明な赤色の大輪品種。花が一方向にかたよらず、四方に向かって咲く。

保存方法

タイプ多年草
花持ち期間3~10日程
出回り時期周年
耐寒温度5℃
耐寒性弱い
耐暑性強い
日照日当たりの良い場所
半日くらい日光が当たることが望ましい
耐雨性強い
土質水はけの良いものであればなんでも
利用方法球根

おわりに

グラジオラスの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。

このグラジオラスには、花の色によって花言葉の意味合いが全く違ってきます。間違えて意味合いの違うものを贈ってしまわないように気を付けてくださいね。

また、グラジオラスは初心者の方でも栽培しやすい品種なので、ぜひお庭に植えてみてはいかがでしょうか。

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