ヒペリカムの主な花言葉は、下記のとおりです。
花の名前 | ヒペリカム |
学名 | Hypericum |
主な花言葉(日本) | 悲しみは長く続かない |
主な花言葉(海外) | 陽気さ(cheerfulness) |
誕生花 | 8月27日 |
開花期 | 6月~7月 |
花名は、ギリシャ語で「悪魔よけの像の上に供えた花」という意味です。
以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。
ヒペリカムの色別の花言葉
色 | 日本 | 海外(西洋など) |
---|---|---|
黄 | 悲しみは長く続かない | 陽気さ(cheerfulness) |
花言葉の由来(日本)
ヒペリカムは鮮やかな黄色の花を咲かせます。明るい色の花がたくさん咲いているのを見ると、気持ちも明るくなりますよね。
しかしヒペリカムはあまり花持ちが良くなく、やっと咲いたと思ったらすぐに枯れてしまいます。
枯れた花を見ていると悲しい気持ちになりますが、やがて秋になるとつやつやとした赤い実が色づいて、見る者を再び喜ばせてくれるのです。
そんなヒペリカムの様子から「悲しみは長く続かない」という花言葉がつけられました。
花言葉のある名言(日本)
天が癒すことのできない悲しみは地上にはない。
ートマス・モア(法律家)
花言葉の由来(海外)
ヒペリカムは海外では「陽気さ(cheerfulness)」という花言葉が知られています。
これはヒペリカムの仲間であるセントジョーンズワートという植物が、古くからうつ病や気分の落ち込みに効くハーブとして利用されてきたことが由来です。
セントジョーンズワートは別名セイヨウオトギリソウと呼ばれ、日本でもサプリメントやハーブティーとして普及しています。
観賞用以外でも、薬用としても人々を元気づけてくれるなんてありがたい植物ですね。
花言葉のある名言(海外)
陽気でいることが肉体と精神の最上の健康法である。
ージョルジュ・サンド(作家)
ヒペリカムの基本データ
花の名前 | ヒペリカム |
学名 | Hypericum |
和名 | ヒペリカム |
英名 | Hypericum |
科 | オトギリソウ科 |
属 | オトギリソウ属 |
原産地 | 中国 |
開花期 | 6月~7月 |
草丈/樹高 | 20cm~1m |
学名・和名・英名のどれも同じ「ヒペリカム」となります。
学名の「Hypericum」の語源は、ギリシア語の「hyper(上に)」と「eikon(像)」です。かつて悪魔よけの像の上にヒペリカムを供えたことが由来と言われています。
主な花の種類
種類名 | 特徴 |
---|---|
キャンディフレア | 実は小ぶりでピンク。 |
マジカルユニバース | 実は暗いワインレッド。 |
マジカルサンシャイン | 実は透明感のあるクリーム色。 |
ハピネスバイカラー | 実はオレンジに黄色の筋が入っている。 |
ココバンブー | 実は明るいグリーン。 |
保存方法
タイプ | 低木 |
花持ち期間 | 3〜5日程度 |
出回り時期 | 周年 |
耐寒温度 | -10℃ |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 強い |
日照 | 半日陰でも育つ |
耐雨性 | 普通 |
土質 | 水はけと水もちが良い土 |
利用方法 | 花壇、鉢植え |
おわりに
ヒペリカムの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。
つやつやとしたキャンディーのような実が楽しめるヒペリカム。花束やフラワーアレンジメントのアクセントとして良く使われています。
悲しいことがあって落ち込んでいる人に、ぜひ花言葉を添えてプレゼントしましょう。
きっとあなたの励ましの気持ちが伝わりますよ。
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