サルビアの主な花言葉は、下記のとおりです。
花の名前 | サルビア |
学名 | Salvia |
主な花言葉(日本) | 燃える想い、良い家庭、家族愛 |
主な花言葉(海外) | 尊敬、知恵 |
誕生花 | 8月31日、9月19日、10月4日 |
開花期 | 6月〜11月 |
花名は『健康、安全を意味するラテン語の「salvas」』が由来です。
以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。
サルビアの色別の花言葉
色 | 日本 | 海外(西洋など) |
---|---|---|
赤 | 燃ゆる想い | 家族愛 |
青・紫 | 知恵 | 賢さ、永遠にあなたのもの |
白 | 尊敬 | 尊敬 |
花言葉の由来(日本)
日本では緋衣草(ヒゴロモソウ)とも呼ばれる、赤色のサルビア。特に最もポピュラーな種であるサルビア・スプレンデンスは、花弁だけでなく萼までも鮮やかな赤色です。
この炎のように真っ赤な花をつける様子から、「燃ゆる想い」という情熱的な花言葉がつけられました。
花言葉のある名言(日本)
地上のあらゆる生物 ― 人間も四足獣も家畜も鳥類も ― は、すべて愛の炎に駆り立てらる。愛はあらゆるものの帝王なり。
ーヴェルギリウス(詩人)
花言葉の由来(海外)
抗酸化作用がある薬用サルビアは、古来から大変有用な薬草として重宝されてきました。強い殺菌力と免疫力UPの効能を持つといわれ、強い香りをもつ葉は料理の香りづけに使うこともできます。
またホワイトセージと呼ばれる種は、1000年以上前から空間やパワーストーンを清める為に使われていました。
古くから薬用植物・神聖な植物として利用されていたことから「賢さ」という花言葉がつけられたのです。
ちなみに、サルビアの一種は英語で「sage(セージ)」と呼ばれており、この単語には「賢者」という意味もあるんですよ。
花言葉のある名言(海外)
人生は一冊の書物に似ている。愚者たちはそれをペラペラとめくっていくが、賢者は丹念にそれを読む。
ージャン・パウル(小説家)
サルビアの基本データ
花の名前 | サルビア |
学名 | Salvia |
和名 | 緋衣草 |
英名 | sage |
科 | シソ科 |
属 | アオギリ属 |
原産地 | メキシコ |
開花期 | 6月〜11月 |
草丈/樹高 | 20~160cm |
「緋衣草」という和名は、緋色の花を穂状につける様子からつけられました。
「salvia」は、ラテン語の「salvus(健康、よい状態、安全)」が語源。古代ローマ時代にサルビアの仲間が薬草として使われたことが由来です。
主な花の種類
種類名 | 特徴 |
---|---|
サルビア・スプレンデンス | 最も一般的な種。赤い花弁、赤い萼の花をつけ、多くの園芸種が作出されている。 |
サルビア・コクネシア | 花色は赤、白、ピンクがありサルビア・スプレンデンスよりも長く花穂を伸ばす。トロピカルセージとも。 |
サルビア・ファリナセア | 白や青の小さめな花をつけるため、ブルーサルビアとも呼ばれる。和名はケショウサルビア。 |
コモンセージ | 薬用サルビアとも呼ばれ、古代ギリシア・ローマ時代から薬用・香辛料として利用されている。宿根性。 |
保存方法
タイプ | 一年草または宿根草 |
花持ち期間 | 7~15日間 |
出回り時期 | 4~11月 |
耐寒温度 | 5 ℃ |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
日照 | 日当たりのよい場所 |
耐雨性 | 普通 |
土質 | リン酸分が多い弱酸性土 |
利用方法 | 地植え、鉢植え |
おわりに
目に鮮やかな赤色の花をつけるサルビア・スプレンデンスから、料理にも使えるコモンセージまで、非常にバリエーションが豊かなサルビア。
古くから愛されてきた植物だけあり、多くの園芸品種が作出されています。
きっと目的の用途にぴったりな種が見つかるはず。いくつか一緒に育てて、見比べるのも面白そうですね。