ジンジャーの主な花言葉は、下記のとおりです。
花の名前 | ジンジャー |
学名 | Hedychium coronarium |
主な花言葉(日本) | 豊かな心、無駄な事 |
主な花言葉(海外) | 繁栄、真実の愛 |
誕生花 | 7月16日、7月23日 |
開花期 | 7月〜10月 |
花名は『生姜の英名がサンスクリット語で鹿の角を意味する』ことが由来です。
以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。
ジンジャーの色別の花言葉
色 | 日本 | 海外(西洋など) |
---|---|---|
白 | 無駄な事 | 真実の愛 |
オレンジ | 豊かな心 | 繁栄 |
花言葉の由来(日本)
「豊かな心」とはジンジャーの持つ独特の芳香に由来します。
また「無駄な事」とはジンジャーの丈夫さに由来を持つようです。
冬の間、球根の状態で冬を越すジンジャーは、芽が出るまで育成者を心配させがちですが、とても丈夫であるため芽を出せばあっという間に成長します。
大きいものでは2mにもなり、見る人を驚かせることも多いお花です。
まさに心配無用のとても丈夫なお花なのです。
花言葉のある名言(日本)
神と自然は、何ひとつ無駄なことはしない。
ーアリストテレス(哲学者)
花言葉の由来(海外)
「繁栄」とはジンジャーの花が横へ横へとどんどん広がっていく植物であることに由来しています。
食用の生姜と同じようにしっかりとした根が横に広がり、植物としても丈夫な様子がまさに「繁栄」の言葉にぴったりです。
また「真実の愛」とは純白で色混ざりも少ない花姿に由来します。
幸福は他人や外側から繁栄してくる時だけ感じられるものだ。
サミュエル・ジョンソン(文学者)
ジンジャーの基本データ
花の名前 | ジンジャー |
学名 | Hedychium coronarium |
和名 | 花縮砂(はなしゅくしゃ) |
英名 | Ginger lily |
科 | ショウガ科 |
属 | ハナシュクシャ属 |
原産地 | インド |
開花期 | 7月〜10月 |
草丈/樹高 | 1m~2m |
学名の属名部分に使われる「Hedychium」とはギリシア語で美味しい雪を意味します。
これは雪のように白い花と美味しそうにも思えるジンジャーの花の香りが由来です。
英名ではユリのような花姿からジンジャー・リリーと呼ばれることが多く、この呼び名を略したものが日本でのジンジャーという呼び名になったとの説もあります。
主な花の種類
種類名 | 特徴 |
---|---|
ハナシュクシャ | 白い花を咲かせる最もポピュラーな品種。 |
ベニバナハナシュクシャ | 紅花という名前だが、咲く花はオレンジ色が多い。芳香が強い品種。 |
キバナハナシュクシャ | 園芸品種として多く流通する。一番背が高くなる。芳香が強い品種。 |
保存方法
タイプ | 多年草 |
花持ち期間 | ー |
出回り時期 | 8月~11月 |
耐寒温度 | ー |
耐寒性 | 普通 |
耐暑性 | 強い |
日照 | 日向、半日蔭 |
耐雨性 | 普通 |
土質 | 保水性の良い土を好む |
利用方法 | 花壇、鉢植え |
おわりに
ジンジャーの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データの紹介でした。
ジンジャーというと食用のショウガを想像しがちですが、今回はハナシュクシャ属の観賞用のジンジャーをご紹介しました。
ジンジャーの香りは香水や香料としても使われるほど人気です。
お花を見かけることは少ないかもしれませんが、ジンジャーの香りに癒されてみるのもいいかもしれません。