オリーブの花言葉と由来

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オリーブの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前オリーブ
学名Olea europaea
主な花言葉(日本)平和
主な花言葉(海外)知恵、勝利
誕生花5月26日
開花期5月〜6月

花名は『古代ギリシア語でオリーブを指す言葉がラテン語に借用され、そのラテン語が今のオリーブに転じた』ことが由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

オリーブの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
平和知恵、勝利

花言葉の由来(日本)

日本でもノアの箱舟という言葉を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。花言葉の「平和」とはこのノアの箱舟のお話が由来です。

神々は人間の悪行に大変怒っていました。

神は唯一正しい人間だったノアに箱舟造りを命じ、洪水を起こすと告げます。ノアは箱舟が完成すると、家族とあらゆる動物のつがいを乗せました。

地上を襲った大洪水は、すべてを洗い流してしまいます。高い山の上に泊まった箱舟から、ノアは鳩を放ちました。すると、鳩はオリーブの葉をくわえて帰ってきました。

ノアはそれを見て、ようやく洪水が治まったのだと知ったのです。

こうして鳩とオリーブは平和の象徴として使用されるようになりました。

花言葉のある名言(日本)

最悪の平和も最善の戦争にまさる。

ー内村鑑三(文学者)

花言葉の由来(海外)

海外で使われる花言葉は、ギリシャ神話に由来を持ちます。

オリーブは食べることもできますし、薬に使うこともできる「知恵」の塊。神が人に贈り物をした際に贈られたものが、オリーブだと言われているのです。

また、オリーブを人に与えた神アテナは「勝利」の神としても知られています。

花言葉のある名言(海外)

あなたの傷を知恵に変えなさい。

ーオプラ・ウィンスリー(俳優)

オリーブの基本データ

花の名前オリーブ
学名Olea europaea
和名オリーブ
英名Olive
モクセイ科
オリーブ属
原産地地中海
開花期5月〜6月
草丈/樹高2m~

オリーブといえば、油とか葉っぱが有名ですが、品種によっては花を咲かせるものもあります。

学名の「Olea」はオリーブ属を「europaea」はオリーブ種を示しています。

また、前述したオリーブを示すラテン語はヨーロッパを中心に、多くの言語で「油」の単語の由来にもなっています。

主な花の種類

種類名特徴
ルッカ含油量が多く、オイル用に栽培されることが多い。
マンザロニ実が大きく、実りやすい。食用に栽培される。

保存方法

タイプ中高木
花持ち期間
出回り時期
耐寒温度-12℃
耐寒性普通
耐暑性強い
日照強い
耐雨性普通
土質水はけが良く保水性の高い土を好む
利用方法庭園、鉢植え

おわりに

オリーブの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データの紹介でした。

実や葉に目が行きがちなオリーブですが、キンモクセイのように小さな花がまとまって咲きます。白い花は開花後、はらはらと散り地面に白いじゅうたんを作ることも……

鉢植えでも育てられるので、近年ではインテリアとしても人気ですね!

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