イチリンソウの主な花言葉は、下記のとおりです。
花の名前 | イチリンソウ |
学名 | Anemone nikoensis |
主な花言葉(日本) | 追憶、久遠の美 |
主な花言葉(海外) | 真実、期待 |
誕生花 | 4月19日 |
開花期 | 4月〜5月 |
花名は『ひと株に一輪ずつ花を咲かせる』ことが由来です。
以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。
イチリンソウの色別の花言葉
色 | 日本 | 海外(西洋など) |
---|---|---|
白 | 追憶 | 真実、期待 |
薄ピンク | 久遠の美 | 希望 |
花言葉の由来(日本)
白く、素朴でクラシックな花の印象から昔の記憶や郷愁を誘われます。
また、時を経ても変わらない永遠の美しさを連想させることから「追憶」「久遠の美」の花言葉が生まれました。
日本固有種ですが、アネモネつながりで海外の花言葉も存在しています。
花言葉のある名言(日本)
人間の脳裏の追憶というものは、事実として記憶されるよりも、詩として記憶されるものかもしれない。
ー司馬遼太郎(作家)
花言葉の由来(海外)
白色のイメージとして、清楚な印象がありますよね。花言葉も「真実」や「期待」など、色合いから連想されたものが多いです。
アネモネ全体で見ても、誰かを想うような花言葉が多くあるのですが、白色のアネモネに関しては「誰か」に限定しないキーワードというのがミソ。
自分の周りにいる人たちすべてをクリアーにする意志が込められています。
花言葉のある名言(海外)
自分を変えたいという希望は、誰でも持つものだが“変わる”のではなく、個性を磨いて“成長”していくんだ
ーリチャード・H・モリタ(米国オリソン・マーデン財団理事)
イチリンソウの基本データ
花の名前 | イチリンソウ |
学名 | Anemone nikoensis Maxim |
和名 | 一輪草 |
英名 | Anemone nikoensis |
科 | キンポウゲ科 |
属 | イチリンソウ属 |
原産地 | 日本 |
開花期 | 4月〜5月 |
草丈/樹高 | 20~30cm |
学名はギリシャ語の「anemos(風)」に由来します。アネモネの一種ですね。
その名のとおり、一株に一輪だけ花をつけることから、一輪草と呼ばれるようになりました。
春になると各地で見かけることも、多くなりますよね。
主な花の種類
種類名 | 特徴 |
---|---|
ニリンソウ | 春に萼花弁が白い花を数輪咲かせる |
サンリンソウ | ニリンソウに似る。葉に葉柄がある |
キクザキイチゲ | 大輪で萼花弁が多い。白、ピンク、紫 |
アズマイチゲ | 多弁の菊咲き |
ユキワリイチゲ | 淡い藤色の多弁の花 |
ヒメイチゲ | 本州中部以北の山地や亜高山帯で咲く小型種 |
保存方法
タイプ | 多年草 |
花持ち期間 | 1週間 |
出回り時期 | 3月 |
耐寒温度 | -5℃ |
耐寒性 | 普通 |
耐暑性 | 普通 |
日照 | 半日蔭 |
耐雨性 | 普通 |
土質 | 通気性、水はけよいもの |
利用方法 | 庭、鉢植等 |
おわりに
イチリンソウの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。
素朴で清楚な日本の固有種です。半日蔭で育てるのがよいので、庭木の下のグランドカバーなどにも重宝します。
春の訪れを感じられる花のひとつと言えるでしょう。