ステルンベルギアの花言葉と由来

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ステルンベルギアの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前ステルンベルギア
学名Sternbergia
主な花言葉(日本)期待、じれったい、安息
主な花言葉(海外)内気
誕生花10月21日、11月8日
開花期9月〜10月

花名は『オーストリアの植物学者、シュテルンベルグ』が由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

ステルンベルギアの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
期待、じれったい、安息内気

花言葉の由来(日本)

「期待」「じれったい」の花言葉は、秋に咲くことが由来です。ステルンベルギアは春にも、夏になっても芽も出さず、秋になって一気に芽吹き花を咲かします。いつになったら花を咲かすんだろうという気持ちが、期待やじれったいといった花言葉になったのでしょう。

「安息」は、花の少ない時期に咲くことが由来です。明るい黄色のかわいらしい花が秋のさみしい心を慰めてくれるからでしょうか。

花言葉のある名言(日本)

神が人間に期待するのは苦しみではない。レモンからレモネードを作っておいしく飲むことだ。

ーヴィクトール・フランクル(心理学者)

花言葉の由来(海外)

「内気」の花言葉は、秋になるまで咲かないことが由来です。

ステルンベルギアの花をなかなか心を開いてくれない異性のように思ったのでしょうか。

花言葉のある名言(海外)

愛されていることの確信は、内気な人をも自然な状態にすることによって、その人に多くの魅力を与える。

ーアンドレ・モーロワ(フランスの小説家)

ステルンベルギアの基本データ

花の名前ステルンベルギア
学名Sternbergia
和名キバナタマスダレ
英名Sternbergia、Autumn daffodil、yellow star flower
ヒガンバナ科
キバナタマスダレ属(ステルンベルギア属)
原産地ヨーロッパ南東部~アジア南西部
開花期9月〜10月
草丈/樹高10~25cm

「ステルンベルギア」の名前は、学名が由来です。オーストリアの植物学者「Kaspar Maria von Sternberg(カシュパル・マリア・シュテルンベルク)」にちなんでつけられました。

和名の「キバナタマスダレ」は、同じヒガンバナ科のタマスダレに似ていることが由来です。タマスダレは白い花を咲かせるので、「黄色い花が咲くタマスダレ」の意味があります。

英名の「Autumn daffodil」は、「Autumn(秋)」と、「daffodil(水仙)」で、「秋に花を咲かせる水仙に似た花」という意味です。

また、英名の「yellow star flower」は、ステルンベルギアの花の形が由来です。「黄色い星のような形の花を咲かせる花」の意味でしょう。

主な花の種類

種類名特徴
ステルンベルギア・ルテア最もよく栽培されている種で、和名はキバナタマスダレ。1つの球根から2〜3本の花茎を出し、クロッカスに似た黄色い花を咲かせる。

保存方法

タイプ多年草
花持ち期間5日
出回り時期9月~10月
耐寒温度-5度
耐寒性強い
耐暑性普通(休眠中)
日照日向を好む
耐雨性普通
土質水はけの良い土を好む
利用方法花壇、鉢植

おわりに

ステルンベルギアの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。

世界中には約8種類の品種があります。日本ではほとんどが「ステルンベルギア・ルテア」だけで、ほかの種類はめったに見かけることがありません。

日本には大正時代に伝わりましたが、海外では古来から親しまれている花です。聖書に載っている「野のユリ」というのは、ステルンベルギアのことだと言う説があります。

一度球根を花壇に植えれば、毎年花が咲きます。花が少ない時期にかわいらしい黄色の花を咲かせるので、人気のある植物です。

水はけに気を付ければ初心者でも育てやすいので、おすすめですよ!

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