キンモクセイの主な花言葉は、下記のとおりです。
花の名前 | キンモクセイ |
学名 | Osmanthus fragrans var. aurantiacus |
主な花言葉(日本) | 謙虚、気高い人 |
主な花言葉(海外) | 謙虚、変わらぬ魅力 |
誕生花 | 10月7日 |
開花期 | 9月〜10月 |
花名は『黄色く、木犀(=樹皮が淡褐色で動物のサイの皮に似ている)』ことが由来です。
以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。
キンモクセイの色別の花言葉
色 | 日本 | 海外(西洋など) |
---|---|---|
オレンジ | 謙虚、初恋 | 謙虚、気高い |
黄 | 気高い人、誘惑 | 変わらぬ魅力 |
花言葉の由来(日本)
キンモクセイと言えば、秋になるとどこからかいい香りが漂ってきますよね。あの香りを嗅ぐと、秋が来たなあと感慨深くなります。
対して花は、どこに咲いているのか探さないと見つからないことがあります。
そんないい香りに対して、花は小ぶりで控えめな姿から、「謙虚」の花言葉がつけられました。
花言葉のある名言(日本)
真の勇気が試されるのは逆境のときではない。幸運な時それだけ謙虚でいられるかで試される。
ーヴィクトール・フランクル(医師)
花言葉の由来(海外)
キンモクセイの香りは、前述したように、秋になると私たちを楽しませてくれます。
それは毎年人それぞれが「いつも歩く道で、気付いたら今年もキンモクセイの香りがあるな…」というような安らぎ感を持っているから。
季節が巡れば魅力が変わらずにあることに由来し、「変わらぬ魅力」の花言葉がつけられました。
花言葉のある名言(海外)
人格者は、困難に対してある種の魅力を感じるものだ。なぜなら困難に立ち向かってこそ、自分の潜在的能力に気付くのだから。
ーシャルル・ド・ゴール(軍人)
キンモクセイの基本データ
花の名前 | キンモクセイ |
学名 | Osmanthus fragrans var. aurantiacus |
和名 | 金木犀 |
英名 | Fragrant olive |
科 | モクセイ科 |
属 | モクセイ属 |
原産地 | 中国 |
開花期 | 9月〜10月 |
草丈/樹高 | 5~6m |
和名は樹の皮が動物のサイの皮に似ていることから木の犀(サイ)、木犀と呼ばれるようになったそうです。
学名は、ギリシア語のosme(香り)とanthos(花)が合わさり、Osmanthus(オスマンサス)がつけられました。
主な花の種類
種類名 | 特徴 |
---|---|
ヒイラギモクセイ | 花は白色で芳香がある。 ギンモクセイとヒイラギの雑種と考えられている。 |
ヒイラギ | 日本では主に本州以西の暖地に分布する。晩秋に花が咲く。 |
ギンモクセイ | 花は白。キンモクセイはギンモクセイの品種とされている。 |
保存方法
タイプ | 高木 |
花持ち期間 | 10日程度 |
出回り時期 | 9月〜10月 |
耐寒温度 | 0℃ |
耐寒性 | やや弱い |
耐暑性 | 普通 |
日照 | 日当たりの良い場所 |
耐雨性 | 普通 |
土質 | 肥よくな壌土質の土 |
利用方法 | 庭木、花木 |
おわりに
キンモクセイの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。
この花は、主に香りを楽しまれているのですが、実はお酒やお茶にも用いられています。
お茶やお酒に加工しても、その香りが損なわれることはないです。特に桂花陳酒(ケイカチンシュ)というお酒は、楊貴妃が好んだお酒と言われているそうですよ。
一度は飲んでみたいですね。