ブーゲンビリアの主な花言葉は、下記のとおりです。
花の名前 | ブーゲンビリア |
学名 | Bougainvillea |
主な花言葉(日本) | 熱心、あなたは素敵 |
主な花言葉(海外) | 情熱 |
誕生花 | 6月14日、7月23日 |
開花期 | 4月〜5月、10~11月 |
花名は『フランスの航海者の名前』が由来です。
以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。
ブーゲンビリアの色別の花言葉
色 | 日本 | 海外(西洋など) |
---|---|---|
白 | 熱心、あなたは素敵 | 美しい日 |
赤 | 情熱、あなたしか見えない | 情熱 |
ピンク | あなたは魅力に満ちている | 情熱 |
オレンジ | 秘められた思い | 活気 |
黄 | 私はあなたを信じます | 活気 |
花言葉の由来(日本)
白の「熱心」「あなたは素敵」の花言葉は、ブーゲンビリアに恋愛のイメージがあることが由来です。少しおとなしい感じのするの白い色は、穏やかな愛を表しているのではないでしょうか。
赤の「情熱」「あなたしか見えない」の花言葉は、燃え上がるように咲く赤い花が由来です。鮮やかな赤い色が目を引き、他のものが見えなくなるくらいに感じたのでしょう。
ピンクの「あなたは魅力に満ちている」の花言葉は、たくさん咲く花の姿が由来。ブーゲンビリアと言えばピンクというほどで、明るい南国の魅力たっぷりに見えます。
オレンジの「秘められた思い」の花言葉は、オレンジのブーゲンビリアが珍しいことが由来です。なかなか見かけない色に、隠された思いを託したのでしょう。
黄の「私はあなたを信じます」の花言葉は、これも黄色のブーゲンビリアが珍しいことが由来です。見えない物は信じられません。あまり見かけない黄色のブーゲンビリアがあると信じる、との意味ではないでしょうか。
花言葉のある名言(日本)
アイデアは、熱心に働いているときに限って現れる。
ーマックス・ウェーバー(学者)
花言葉の由来(海外)
白の「美しい日」の花言葉は、ブーゲンビリアが長い期間花を咲かせることが由来です。白いブーゲンビリアを見て、美しい日々を思い出すのでしょう。
赤、ピンクの「情熱」は、恋の後押しをしてくれたことが由来です。ブーゲンビリアの花を見て、美しさに心打たれ、告白をしようと決心した男性のエピソードがあります。
オレンジ、黄の「活気」は、鮮やかなブーゲンビリアの花姿が由来です。たくさんの花を咲かせる姿に、元気なイメージを抱いたのでしょう。
花言葉のある名言(海外)
私を取り巻くものの中に活気あふれるものがあるとすれば、それは永遠に不滅な冒険精神です。
ーマリ・キュリー(物理学者)
ブーゲンビリアの基本データ
花の名前 | ブーゲンビリア |
学名 | Bougainvillea |
和名 | イカダカズラ(筏葛) |
英名 | Bougainvillea |
科 | オシロイバナ科 |
属 | イカダカズラ属(ブーゲンビレア属) |
原産地 | 中南米 |
開花期 | 4月〜5月、10~11月 |
草丈/樹高 | 50cm~3m |
学名、英名にもなっている「ブーゲンビリア」は、フランスの航海者「ルイ・アントワーヌ・ド・ブーガンヴィル(Louis Antoine de Bougainville)」氏が由来です。大勢の学者や画家をつれて世界一周をした時、ブラジルでブーゲンビリアを発見しました。
「ブーゲンビリア」は、「ブーゲンビレア」とも呼ばれています。
和名の「イカダカズラ(筏葛)」は、ブーゲンビリアの花姿が由来です。花弁に見える苞(ほう)をいかだに、中心に立つめしべのように見える花を人に見立てました。「カズラ(葛)」は、つる植物のことです。
主な花の種類
種類名 | 特徴 |
---|---|
ブライダル・ピンク | 白い苞の先端が淡いピンク色になる複色の品種。蕾のうちは白色で、先端の方からピンクに色付いていく。花や葉は全体的に小ぶり。 |
サンデリアナ | 苞は紫紅色。地植え可能なブーゲンビリアの中ではもっとも寒さに強く、0度前後まで耐える。花(苞)は若干小振りだが花付きは良い。昭和46年にシンガポール植物園から寄贈された32品種のひとつ。 |
ミセス・バット | 古くから地植え用として使われている。赤花系の代表的な品種。この品種の枝変わりによって、さまざまな花色の品種や八重咲き、葉に斑が入る品種などが生まれた。ある程度大株や長尺にならないと沢山の花を付けない。 |
保存方法
タイプ | つる性低木 |
花持ち期間 | 1日 |
出回り時期 | ー |
耐寒温度 | 5度 |
耐寒性 | やや弱い |
耐暑性 | 強い |
日照 | 日向を好む |
耐雨性 | 普通 |
土質 | 水はけのよい土を好む |
利用方法 | 鉢植、花壇 |
おわりに
ブーゲンビリアの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。
鮮やかな花を咲かせるブーゲンビリアですが、意外にも香りがしません。花粉アレルギーが出づらいことから、人気が出ています。
手間がかからず育てやすい植物です。肥料と水やりを少なめにすると花をたくさん咲かせます。うまく育てると年に2~3回も花を咲かせるそうです。
切り花にすると花持ちが悪くなるため、園芸店で切り花はあまり見かけません。花言葉をカードに添えて鉢植をプレゼントしてはいかがでしょうか。