パンパスグラスの花言葉と由来

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パンパスグラスの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前パンパスグラス
学名Cortaderia selloana
主な花言葉(日本)光輝、雄大な愛
主な花言葉(海外)
誕生花8月9日、11月25日
開花期9月〜10月

花名は『南アメリカの草原(パンパ)』が由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

パンパスグラスの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
光輝、雄大な愛
ピンク強気な心

花言葉の由来(日本)

海外では花ではなく草として認識されているため、花言葉はありません。

白の「光輝」の花言葉は、白銀色に咲く姿が由来です。3mにも伸びるパンパスグラスの花穂は、下から見上げると太陽の光を透かして輝いているように見えます。

白、ピンクの「雄大な愛」「強気な心」の花言葉はパンパグラスが大きく伸びることが由来です。堂々としたパンパスグラスの姿に強く雄大な姿を見たのではないでしょうか。

花言葉のある名言(日本)

あなたの強さは、あなたの弱さから生まれる。

ージークムント・フロイト(精神科医)

パンパスグラスの基本データ

花の名前パンパスグラス
学名Cortaderia selloana
和名シロガネヨシ(白銀葭)
英名pampas grass
イネ科
シロガネヨシ属
原産地南米
開花期9月〜10月
草丈/樹高1~3m

英名にもなっている「パンパスグラス(pampas grass)」の名前は、南アメリカの草原「パンパ」が由来です。「grass」はイネ科に属する草を意味します。

学名の「Cortaderia」はアルゼンチン語で「切断」の意味があります。パンパスグラスの葉には鋭いギザギザがついていて、触ると切れることからつけられました。

また、学名の「selloana」はドイツの植物学者「フリードリッヒ・セロー(Friedrich Sellow)」氏の功績をたたえ、献名されました。セロー氏は当時未開だった南米の植物を多数採取し、ヨーロッパに持ち帰った人です。

和名の「シロガネヨシ(白銀葭)」は、パンパスグラスの見た目が由来です。「白金色の花穂を持つヨシに似た植物」の意味があります。

主な花の種類

種類名特徴
ホワイト・フェザー草丈3m。大きな庭でないと栽培困難。白い花穂が切り花に利用される。雌雄異株で、タネでふやす。
ピンク・フェザー草丈3m。淡いピンクの花穂をつける。雌雄異株で、タネでふやす。
ゴールドバンド葉色のベースが緑色地で、それに黄縞斑が入っている品種。日当たりがよいほど葉色が濃くなる。通常のパンパスグラスに比べると成長は緩やか。
シルバーストライプ葉色のベースが緑色地で、それに白縞斑が入っている品種。通常のパンパスグラスに比べると成長は緩やか。

保存方法

タイプ多年草
花持ち期間1カ月
出回り時期8月~9月
耐寒温度-3度
耐寒性やや弱い
耐暑性強い
日照日向を好む
耐雨性普通
土質水はけのよい土を好む
利用方法花壇、公園

おわりに

パンパスグラスの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。

日本には明治時代に渡来し、和風の生け花や仏花として使われていました。近年北欧風のかわいらしいアレンジが紹介されて、一気に人気が出た植物です。

お花屋さんには花穂の開く前の時期に出回ります。もしさやがついたままの状態で購入したら、先の方をナイフなどで削ると花穂が出てきます。

ドライフラワーにしても花の姿が変わらないのが魅力です。葉にギザギザがありますので、扱うときには手を切らないように手袋などをすることをおすすめします。

素敵な花言葉がありますので、花言葉と一緒にプレゼントしてはいかがでしょうか。

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