アスターの花言葉と由来

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アスターの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前アスター
学名Callistephus chinensis
主な花言葉(日本)さようなら、思い出(追憶)、変化、同感、信じる恋
主な花言葉(海外)多様性、変化、忠実、貞節、私はあなたを想うでしょう
誕生花4月3日、4月10日、4月22日、8月29日、11月28日
開花期7月〜8月

花名は『ギリシャ語で星を意味している』ことが由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

アスターの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
変化を好む不朽の献身
ピンク甘い夢他人への愛、感受性
私を信じてください純粋、無垢
恋の勝利、私の愛はあなたの愛より深い忠誠心、智恵、王族

花言葉の由来(日本)

アスターといえば可愛らしい花がホウキ状にたくさん付き、その色や花のバリエーションも豊富です。群をなして咲く姿は花園の言葉がぴったりですよね。

花言葉の「変化」は、その色や形の豊富さが由来となっています。

また日本では、お盆の時期やお墓にお供えする花の定番。「さようなら」や「思い出」といった花言葉の由来は、日本古来の風物詩から来ているんです。

また、マーガレットと同じく花びらを散らしながら行う”恋占い”にも用いられているため、信じたい・信じて欲しい気持ちが花言葉とされるのでしょう。

花言葉のある名言(日本)

世界は変化しつづけているんだ。変化しないものはひとつもないんだよ。

― レオ・ブスカーリア(教育学者)

花言葉の由来(海外)

アスターは、一本ずつ咲く花ではなく、たくさんの花が群れになって咲きます。そこから他人を思いやる、仲良くするイメージの花言葉が生まれました。

一重咲き、八重咲き、ポンポン咲きや、色のバリエーションの豊富さが「多様性」や「変化」の由来です。

また古代ギリシャの神話や、ネイティブアメリカンのお話に登場します。ヨーロッパ、特にイギリスとドイツでは魔法の力があると強く信じられている、ミステリアスな花の一面も持っています。

西洋では、マーガレットと同じように古くから恋占いに使われており、そこから人を想う花言葉の由来につながったのでしょう。

花言葉のある名言(海外)

愛とは忠誠心、奉仕の心、許すこと、そして見返りを求めずに与え続けること。

これが私にとっての愛です。

ーマーガレット・サッチャー(政治家)

アスターの基本データ

花の名前アスター
学名Callistephus chinensis
和名エゾギク
英名China Aster
キク科
エゾギク属
原産地中国北部
開花期7月〜8月
草丈/樹高30cm~1m

原産地の中国北部から、日本には江戸時代に渡来したとみられています。和名のエゾギク(蝦夷菊)はエドギク(江戸菊)から転訛したという説が有力です。

学名の「Callistephus(カリステフス)」は「美しい冠」という意味です。

以前は花の姿が星のようだったことからギリシャ語で星を意味する「Aster(アスター)」に属していました。その名残でそう呼ばれています。

主な花の種類

種類名特徴
セレネ小さな花が、たくさん密集して咲くほうき立ち種。一株でボリュームが出る
シャギーディープローズ花径が8cmで、大輪の品種。落ち着いたローズカラー
ステラ花径3cm前後の半八重咲き品種。ほうき立ち種でボリュームがある。
あずみほうき立ちのまとまった草姿。咲き進むとポンポン咲きになる
ハナパープル花径約3.5cmで極小輪の一重咲き品種。

保存方法

タイプ1年草
花持ち期間5日程度
出回り時期6月~9月
耐寒温度-10℃
耐寒性弱い
耐暑性普通
日照屋外の日当たりの良い場所から反日蔭
耐雨性普通
土質水はけが良く、保水性のある土を好む
利用方法花壇、鉢植え

おわりに

アスターの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。

連作はできませんが、育てやすく色や形、大きさも様々あり、花壇はもちろん切り花としても重宝します。

一本から分枝してたくさんの花がついているので、フラワーアレンジメントの材料としても最適です。

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