ヒオウギの主な花言葉は、下記のとおりです。
花の名前 | ヒオウギ |
学名 | Iris domestica |
主な花言葉(日本) | 誠意、個性美 |
主な花言葉(海外) | ― |
誕生花 | 7月16日、8月2日、8月25日 |
開花期 | 7月~8月 |
花名は、重なり合って扇を広げたように花を咲かすことからこの名前が付けられました。
以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。
ヒオウギの色別の花言葉
色 | 日本 | 海外(西洋など) |
---|---|---|
オレンジ・黄 | 誠意 | ― |
ピンク・紫 | 個性美 | ― |
花言葉の由来(日本)
日本では万葉集などの和歌でも詠われているほど、古くから親しまれているヒオウギの花言葉は、「誠意」や「個性美」になっています。
古くから悪霊退散に用いられ、京都の祇園祭りでは祭花として欠かせない存在。悪霊から守るという意味で「誠意」という花言葉が付いたのでしょうか。
また「個性美」という花言葉は、斑点模様のある個性的な花の見た目に由来しています。
花言葉のある名言(日本)
相手を重要人物として扱い、誠意を持って協力を要請すれば、敵対者もまた友人にすることができる。
ーデール・カーネギー(自己啓発権威・講演家・著述家)
ヒオウギの基本データ
花の名前 | ヒオウギ |
学名 | Iris domestica |
和名 | 檜扇、桧扇、日扇(ヒオウギ) |
英名 | Leopard flower |
科 | アヤメ科 |
属 | ヒオウギ科 |
原産地 | 日本、朝鮮半島 |
開花期 | 7月~8月 |
草丈/樹高 | 40cm~100cm |
和名は「檜扇(ひおうぎ)」といいます。これは花の姿が、平安時代に宮中の人が使っていた檜扇(ヒノキの薄板を重ねて作られた扇)を開いたように、重なり合って咲いている様子に由来しています。
また学名の「Iris」はアヤメ科に由来しています。
主な花の種類
種類名 | 特徴 |
---|---|
真竜 | 花は朱橙色に紅色の斑点が入る。 |
黄竜 | 黄花で斑点は入らない。 |
緋竜 | 花は橙紅色に紅色の斑点が入る。 |
ブルー・サファイア | 紫花。ダルマヒオウギの品種。 |
保存方法
タイプ | 多年草 |
花持ち期間 | 5日~7日程度 |
出回り時期 | 4月~7月 |
耐寒温度 | ‐10℃ |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 強い |
日照 | 日当たりのいいところ |
耐雨性 | 普通 |
土質 | 水はけの良い土を好む |
利用方法 | 花壇、切り花 |
おわりに
ヒオウギの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。
ユニークな見た目にピッタリの花言葉「個性美」が付いたヒオウギは、現在ではドライフラワーの材料としても用いられることも多いそうです。
日当たりと水はけの良い土を用意してあげれば、栽培もそこまで難しくないので、チャレンジしてみてもいいかもしれませんね。