ホタルブクロの花言葉と由来

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ホタルブクロの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前ホタルブクロ
学名Campanula punctata
主な花言葉(日本)正義、忠実、貞節
主な花言葉(海外)感謝、嫉妬
誕生花6月5日、7月10日、11月26日
開花期5月下旬〜7月

花名は『子供が袋のような形の花の中に蛍を入れて遊んだ』ことが由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

ホタルブクロの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
正義、忠実感謝
貞節、愛らしさ嫉妬

花言葉の由来(日本)

ホタルブクロは釣鐘型のとても可愛らしい花です。

この特徴的な花の形が、教会の鐘を連想させることが花言葉の「正義」、「忠実」、「貞節」の由来だと言われています。

また、「愛らしさ」も袋のような花の形からついた花言葉です。

ホタルブクロは落ち着いた色や下向きに咲く花姿から真面目な印象の花言葉があてられています。

花言葉のある名言(日本)

私は正義のために戦っている人すべてに共感を覚える。

ーヘレン・ケラー(教育家、社会福祉活動家、著作家)

花言葉の由来(海外)

ホタルブクロの原産地でもある中国では「風鈴草」と呼ばれるホタルブクロには、「感謝」や「嫉妬」といった花言葉があります。

「嫉妬」は他の花言葉とは雰囲気が違いますが、これはギリシャ神話に由来しています。

伝説では、風鈴草は太陽神アポロに愛されており、これに嫉妬したゼファーは風鈴草の頭に円盤を投げ入れました。

風鈴草は大量の血を流し、そこから風鈴草の花が生えたと言われています。

花言葉のある名言(海外)

人は嫉妬するのを恥じるが、嫉妬したことがあるということや、嫉妬できることを誇りに思う。

ーラ・ロシュフコー(モラリスト、著述家)

ホタルブクロの基本データ

花の名前ホタルブクロ
学名Campanula punctata
和名蛍袋
英名Spotted bellflower
キキョウ科
ホタルブクロ属
原産地東北アジア、朝鮮半島、日本
開花期5月下旬〜7月
草丈/樹高30cm~80cm

和名の蛍袋(ホタルブクロ)は、昔子供が袋のような形をしている花の中に蛍を入れて遊んでいたことが由来。

また、学名は「Campanula punctata(カンパニュラ・パンクタータ)」です。

「Campanula」はラテン語で「小さな鐘」を意味する「campana」が語源となっており、種小名の「pucntata」は「斑点のある」という意味です。

主な花の種類

種類名特徴
ヤマホタルブクロホタルブクロの変種。
萼が反り返っており、それ以外はホタルブクロとほぼ変わらない。
青花ホタルブクロホタルブクロとトラケリウムを交配して作られた品種。
名前の通り、綺麗な青紫の花が咲く。
白馬ホタルブクロホタルブクロの純白種で、草丈が高くなる。
白馬岳に自生することからこの名前がついた。
イシダテホタルブクロ四国の石立山に自生するホタルブクロ。
絶滅危惧種に分類されており、稀にしか生えない。
紅衣赤紫色が特徴的な品種。
二重咲でコンパクトな花が可愛らしい。

保存方法

タイプ多年草
花持ち期間3日
出回り時期3月~10月
耐寒温度-25℃
耐寒性強い
耐暑性普通
日照日向もしくは明るい半日陰(真夏は日陰が良い)
耐雨性普通
土質有機質が豊富な土を好む
利用方法花壇、鉢植え、切花

おわりに

特徴的な形が可愛らしいホタルブクロ。

花言葉も基本的に真面目なイメージのものが多いです。

また、ホタルブクロは「雨降り花」という摘み取ると雨が降る花とも言われています。

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