マツバギクの主な花言葉は、下記のとおりです。
花の名前 | マツバギク |
学名 | Lampranthus spectabilis |
主な花言葉(日本) | 怠惰、怠け者、勲功 |
主な花言葉(海外) | 怠惰、怠け者、勲功 |
誕生花 | 7月1日、7月3日、11月5日 |
開花期 | ランプランサス属…4月~5月 デロスペルマ属……6月〜10月 |
花名は『松葉のような葉とキクのような花姿』が由来です。
以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。
マツバギクの色別の花言葉
色 | 日本 | 海外(西洋など) |
---|---|---|
紫 | 怠惰、怠け者 | 怠惰、怠け者 |
赤 | 忍耐 | 勲功 |
ピンク | ゆったりとした気分 | 可憐 |
オレンジ | 無邪気 | 無邪気 |
花言葉の由来(日本)
マツバギクの花はキクという名前がついているのですが、多肉植物の仲間なんです。その証拠に葉の部分は多肉質になっています。よくお家の庭にグランドカバーとしても利用されている植物でもあります。
マツバギクの花言葉には「怠け者」や「怠惰」といった花言葉が付けられています。可愛らしい花姿なのに、不思議ですよね。
これはマツバギクが晴れの日、つまり日の当たるときにしか咲かないという特徴に由来しています。曇りや雨の日には花を閉じてしまう様子が怠けているように見えたのでしょうね。
花言葉のある名言(日本)
われわれの本性は、怠惰へ傾いている。だが、われわれは活動へと心を励ます限り、その活動の真の悦びを感ずる。
ーヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(小説家)
花言葉の由来(海外)
マツバギクの花言葉には「怠惰」の全く違った意味である「勲功」という言葉があるのが面白いですよね。
この花言葉は、マツバギクが日の光にあたると光沢があり、美しい見た目にちなんで付けられました。
また、マツバギクはもともとランプランサス属のものを呼んでいたのですが、類似するデロスペルマ属もいつからか同じマツバギクとして呼ばれるようになったそうです。
花言葉のある名言(海外)
なぜ、このように悪口が絶えないのか。人々は他人のちょっとした功績でも認めると、自分の品位が下がるように思っている。
ーヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(小説家)
マツバギクの基本データ
花の名前 | マツバギク |
学名 | Lampranthus spectabilis |
和名 | 松葉菊 |
英名 | Trailing ice plant |
科 | ハマミズナ科 |
属 | ランプランサス属 |
原産地 | 南アフリカ |
開花期 | ランプランサス属…4月~5月 デロスペルマ属……6月〜10月 |
草丈/樹高 | 10~100cm |
和名の松葉菊はそのままの意味で、葉が松葉、花が菊に似ていたことから付けられました。ストレートで潔いですね。
属名の学名であるLampranthus(ランプランサス)は、ギリシア語の「lampros(輝く)」と「anthos(花)」が語源になっています。これは、花びらに光沢があることにちなんでいるという説があります。
主な花の種類
種類名 | 特徴 |
---|---|
デロスペルマ・クーペリー | 「耐寒マツバギク」「花嵐山」「レイコウ(麗晃)」とも呼ばれ、古くから緑化植物として広く利用される。 |
ヒメマツバギク | 花径が1センチほどしかない、かわいらしい濃いピンク色の小花が魅力の品種。 日当たりが良ければどんどん成長してたくさんの花を咲かせる。 |
保存方法
タイプ | 多年草 |
花持ち期間 | 5日程度 |
出回り時期 | 5月~8月 |
耐寒温度 | 10℃ |
耐寒性 | 強い~普通 |
耐暑性 | 強い(多湿には弱い) |
日照 | 日照が多く乾燥した気候を好む |
耐雨性 | 普通 |
土質 | 水はけのよいもの |
利用方法 | 鉢植え、グランドカバー |
おわりに
マツバギクの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。
マツバギクは縦に成長していくのではなく、地面に沿って横に成長していく特性があるため、グランドカバーやロックガーデンに適しています。
花が可愛らしいことに加えて葉も多肉質で柔らかい印象を受けるので、おすすめの植物です。