マツの花言葉と由来

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マツの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前マツ
学名Pinus spp.
主な花言葉(日本)不老長寿、哀れみ、同情
主な花言葉(海外)哀れみ、同情、希望
誕生花1月3日、1月19日、12月14日
開花期4月~5月

花名は、冬になっても葉っぱは緑の状態で雪や霜を待つ(まつ)という、マツの生態に由来しています。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

マツの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
哀れみ、同情哀れみ、同情
不老長寿希望

花言葉の由来(日本)

盆栽や庭木などでよく知られているマツは、北半球の地域が原産の品種です。

そんなマツの花言葉は「不老長寿」となっていますが、これはマツが長生きするために付けられた花言葉だそう。

おめでたい出来事のときに用いられる「松竹梅」でもあるように、マツは花言葉もステキですね。

花言葉のある名言(日本)

人間、人間は哀れみなしには生きていけない。

ーフョードル・ミハイロビッチ・ドストエフスキー(19世紀ロシアの小説家・思想家)

花言葉の由来(海外)

海外での花言葉は「同情」や「希望」で、マツの言い伝えに由来しているそうです。

女神は愛している人に嫉妬してしまい、マツに変えてしまったのですが、それが悲しくてよくマツの下で泣いていました。

そんな姿に同情した神たちは、マツがずっと緑を保てるようにしたと言われています。

マツが緑になったことで、彼女の悲しみが少しでも救われたという意味で「希望」という花言葉も付いているのでしょうか。

花言葉のある名言(海外)

あなたは手足が不自由な人を憎んだり、あざ笑ったりはしないはずです。

むしろ同情することでしょう。

精神的に不自由な人(=心の貧しい人)に対しても、なぜ同じことができないのですか?

ージョセフ・マーフィー(米国の教育家・牧師)

マツの基本データ

花の名前マツ
学名Pinus spp.
和名
英名Pine, Pine tree
マツ科
マツ属
原産地北半球
開花期4月~5月
草丈/樹高1m~50m

和名は「松(マツ)」と書きます。由来には諸説あり、冬になっても葉っぱが緑のまま雪や霜を待つ生態や、葉が二股に分かれていることから股が転じたなど色々あるそうです。

また学名「Pinus(パイナス)」は、ケルト語の「pin(山)」が語源であるとも、ローマ時代のマツの一種の名前であるともいわれます。

主な花の種類

種類名特徴
クロマツ樹皮は灰黒色で亀甲状に深い溝ができる。
葉は2葉が束生し、濃い緑色で長く堅い。
豪壮な外観から「オトコマツ(オマツ)」とも呼ばれる。
アカマツ葉はクロマツより細く柔らかな2葉が束生するため「オンナマツ(メマツ)」とも呼ばれる。
樹皮は赤茶色で古くなるとはがれ落ちる。
庭木では秋か冬にめくれかけた樹皮をはがし、つややかな新しい樹皮を見せ観賞価値を高める。
ゴヨウマツ別名ヒメコマツ。
葉は青みを帯びた灰緑色で、3〜6cmの柔らかい葉が5本束生する。
最高樹高は30mになる。
モンタナマツ中央ヨーロッパからバルカン半島に分布する常緑低木。
株元からよく分枝し樹高1〜2m、直径2mほどの半球形になる。
刈り込みにも耐えるので維持管理もしやすい。

保存方法

タイプ低木
花持ち期間5日~7日程度
出回り時期1年中
耐寒温度‐10℃
耐寒性強い
耐暑性強い
日照日当たりのいいところ
耐雨性普通
土質水はけの良い土を好む
利用方法庭木、盆栽

おわりに

マツの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。

マツの花言葉は、生態からくる「不老長寿」や、不思議な言い伝えからくる「同情」や「哀れみ」など、なんだか少し変わっていて面白いですね。

少し難易度が高い品種なので、育てるのは難しくても、盆栽として購入することも可能なので観賞用として栽培してみるのもいいかもしれません。

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