サクラの花言葉と由来

サクラの主な花言葉は、下記のとおりです。

花名は『日本神話に登場する女神・木花咲耶姫（コノハナノサクヤビメ）のサクヤをとった』ことが由来です。

以下では、花言葉（日本と海外）の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

サクラの色別の花言葉

色	日本	海外（西洋など）
ピンク	精神の美、優美な女性	精神の美、優れた教育
白	純潔、淡泊	忘れないで

春になるとサクラを見るのが楽しみになりませんか？サクラの花びらが散る様は、とても美しいですよね。

サクラの花言葉でもある「優美な女性」は、サクラのしとやかな美しさを女性に見立てたことが由来になりました。

サクラの花が描かれた着物や浴衣も多く見られ、多くの人々に愛されています。

目に見えるものがたとえ美しくても、それが直ちに精神的な価値を約束するわけではない。

ー三島由紀夫（小説家）

サクラは折れた部分から腐ってしまうといわれています。

そんなサクラの木を折ってしまった子どもの頃のジョージ・ワシントンは、そのことを正直に告白しました。その出来事が花言葉の「精神の美」の由来になっています。

アメリカではポトマック河畔のサクラが有名です。日本だけではなく海外でも桜を見れるなんて嬉しいですね。

地球の美しさについて深く思いを巡らせる人は、生命の終わりの瞬間まで、生き生きとした精神力を持ち続けることができるでしょう。

ーレイチェル・カーソン（生物学者）

桜の和名の由来にはいくつか説があるといわれています。

代表的なものとして、動詞の「さく」に接続語の「ら」がついて「さくら」になったという説や、樹皮が縦や横に裂けることを表した「割開（さけひらく）」という事の略称という説などですね。

学名のPrunus（プルヌス）は西欧と北米では桜の種類が少なく、スモモやウメ・モモ等と一括して分類しており、スモモ属のPrunus（プルヌス）となっています。

タイプ	高木
花持ち期間	5～10日程度
出回り時期	3月～4月
耐寒温度	0℃
耐寒性	種により差がある。オオヤマザクラ、チシマザクラは強い。
耐暑性	種により差はあるが高温地は好まない。カンヒザクラは耐暑性がある。
日照	日当たりがよいところを好むが、強い西日の当たるところはあまり好まない。
耐雨性	強い。
土質	通気性、透水性がよく、肥よくで水もちのよい土壌を好む。
利用方法	庭木、花木