タケの主な花言葉は、下記のとおりです。
花の名前 | タケ |
学名 | Phyllostachys pubescens |
主な花言葉(日本) | 節度、節操のある |
主な花言葉(海外) | loyalty(忠誠、忠義)、strength(強さ)、steadfastness(不動) |
誕生花 | 1月2日 |
開花期 | ー |
花名は『丈、高、長生う、高生えが、「たけ」に転訛したこと』ことが由来です。
以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。
タケの色別の花言葉
色 | 日本 | 海外(西洋など) |
---|---|---|
薄黄 | 節度、節操のある | loyalty(忠誠、忠義)、strength(強さ)、steadfastness(不動) |
花言葉の由来(日本)
タケは天に向かって高く伸び、いくつもの節を持っています。
また、強い風雨にさらされても節を柔軟にしならせてしのぎ、過ぎればまた元通りになります。
それが「節度」や「節操のある」の花言葉の由来です。
花言葉のある名言(日本)
人間は、苦しめられ打ち負かされるとき、何かを学ぶチャンスを得る。
才覚を発揮すること。勇気をもつこと。事実をつかむこと。
無知を知ること、節度や、生きるための本当の技術を獲得することなどを。
ーラルフ・ワルド・エマーソン(哲学者)
花言葉の由来(海外)
タケには簡単には折れないしなやかさがあり、雨風や雪にも節を使ってしならせることで耐える習性があります。
そんな強い生命力や、一斉に同じ方向にしなることが、loyalty(忠誠、忠義)、strength(強さ)、steadfastness(不動)の花言葉の由来です。
花言葉のある名言(海外)
金によりてもたらされし忠実さは、金によりて裏切られる。
ーシュテファン・ツヴァイク(作家)
タケの基本データ
花の名前 | タケ |
学名 | phyllostachys pubescens |
和名 | 竹 |
英名 | Moso bamboo |
科 | イネ科 |
属 | マダケ属 |
原産地 | 中国 |
開花期 | ― |
草丈/樹高 | 12~15m |
樹高が高いことから、丈(たけ)、高(たか)、成長の早さから、長生う(たけおう)、高生え(たかはえ)と呼ばれていたものが転訛し、竹(たけ)と呼ばれるようになりました。
phyllostachysはギリシア語phyllon(葉)とstachy(穂)を語源としています。
主な花の種類
種類名 | 特徴 |
---|---|
マダケ | 高さ20mになる大型種 |
モウソウチク | 大型種。自生種ではなく、中国から導入された |
ハチク | 耐寒性がある大型種 |
メダケ | 高さ5mほどの中型種。川岸、海岸に自生 |
保存方法
タイプ | 多年生植物 |
花持ち期間 | 2~3日 |
出回り時期 | 周年 |
耐寒温度 | -15℃ |
耐寒性 | 普通 |
耐暑性 | 普通 |
日照 | 日陰 |
耐雨性 | 普通 |
土質 | 水はけ、水持ちよい |
利用方法 | 鉢植え、地植え |
おわりに
日本の竹林は風情があり、それは美しい景色を作り上げます。
60~120年に一度花を咲かせ、人々を驚かせるミステリアスな一面も持っています。
一方で、ひとたび雑木林などに入ると地下茎を伸ばしどんどん育ち、他の木々を壊滅させてしまいます。植え付けには場所選びに注意が必要です。