タンジーの花言葉と由来

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タンジーの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前タンジー
学名Tanacetum vulgare
主な花言葉(日本)あなたとの戦いを宣言する、抵抗、婦人の美徳
主な花言葉(海外)あなたとの戦いを宣言する、抵抗
誕生花8月12日、11月7日
開花期8月〜9月

花名は『ヨモギに似た香りがある』ことが由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

タンジーの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
あなたとの戦いを宣言する、抵抗、婦人の美徳あなたとの戦いを宣言する、抵抗

花言葉の由来(日本)

タンジーはハーブの一種です。また、西洋などでは古くからなじみ深く、日常生活の中でよく使われてきました。そんなタンジーの葉や根などからは虫が嫌う香りが出ており、よく虫よけとしても使われていたようです。

ところで日本では、女性にあまりよろしくない男性の恋人が出来ることを「悪い虫がつく」などと例えて言う事がありますよね。

タンジーの「婦人の美徳」という花言葉には、悪い虫を寄せ付けないという特性を持つタンジーと、(昔でいう)育ちのいい女性とを重ねてこの言葉がつけられたものだと言われています。

花言葉のある名言(日本)

死んだときに人を悲しませないのが、人間最高の美徳さ。

ー川端康成(小説家)

花言葉の由来(海外)

日本の花言葉の由来では、海外ではタンジーを虫よけとしてよく用いていたと紹介しました。そのことから、「あなたとの戦いを宣言する」や「抵抗」という花言葉がつけられました。

この勇ましい花言葉は、もとは虫に対してつけられたものだと思うと、なんだか微笑ましいような気持ちになりますね。

タンジーの花言葉では虫全般と戦ってそうなのですが、害虫から守ってくれ、なおかつ益虫(蜂などの害のない虫)は拒まないそうなんです。

花言葉のある名言(海外)

抵抗すれば、相手は強くなる。しっかりと受け止めたときにだけ、相手が消える可能性がある。

ーニール・ドナルド・ウォルシュ(作家)

タンジーの基本データ

花の名前タンジー
学名Tanacetum vulgare
和名蓬菊
英名Tansy,Golden buttons
キク科
ヨモギギク属
原産地ヨーロッパ、中央アジア
開花期8月〜9月
草丈/樹高50~120cm

和名の蓬菊は、タンジーの葉や根にヨモギのような香りがすることからつけられました。現在では食べることは危険とされているので、おいしそうな香りがしてきても食べないよう、気を付けてくださいね。

英名では、タンジーの小ぶりな丸い黄色の花がボタンのように見えることから、「Golden buttons(金のボタン)」と呼ばれています。

主な花の種類

種類名特徴
カールドタンジータンジーの変種。葉の切れ込みが細かく、押し葉にすると美しい。
基本種よりはびこりにくく香りもマイルドなので、小規模の庭園に好まれる。
エゾヨモギギクタンジーの変種。
北海道、東シベリア、樺太、朝鮮半島、中国東北部に産する。北海道では絶滅の危惧が増大している種に指定されている。
シロバナムシヨケギクタンジーの近縁種で多年草。花には強い殺虫作用があり、殺虫剤やくん蒸剤、害虫防除のスプレーなどに使われる。
ナツシロギクタンジーの近縁種で、ポルトガル、コーカサス地方、トルコ、イラン、アフガニスタン原産。耐寒性はあるがやや短命な多年草。

保存方法

タイプ多年草
花持ち期間5~7日程度
出回り時期6月~9月
耐寒温度-5℃
耐寒性強い
耐暑性強い
日照日当たりから半日陰
耐雨性強い
土質水はけがよい適度に湿り気がある土
利用方法庭植え

おわりに

タンジーの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。

タンジーは自生でもよく育つように、あまり手がかからない植物です。

お庭にもちょっとした虫よけとして植えてみるのもいいかもしれませんね。

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