ナツツバキの主な花言葉は、下記のとおりです。
花の名前 | ナツツバキ |
学名 | Stewartia pseudocamellia |
主な花言葉(日本) | 儚い美しさ、愛らしさ、愛らしい人、哀愁 |
主な花言葉(海外) | ー |
誕生花 | 6月16日、7月15日 |
開花期 | 6月〜7月 |
花名は『花の形がツバキによく似て、夏に咲く』ことが由来です。
以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。
ナツツバキの色別の花言葉
色 | 日本 | 海外(西洋など) |
---|---|---|
白 | 儚い美しさ、愛らしさ、愛らしい人、哀愁 | ー |
花言葉の由来(日本)
ナツツバキは黄色のおしべに白い花びらが印象的な花で、朝に花を咲かせ夜には花ごと落ちてしまうのが特徴です。
このように1日しか咲かない花を1日花といい、「儚い美しさ」「哀愁」といった花言葉が付けられています。
そして1日の命のために幹を伸ばし葉を付けつぼみを咲かす・・・その姿から「愛らしさ」や「愛らしい人」という花言葉が付けられているのではないでしょうか。
花の命は短くともナツツバキの存在感や印象は強く、生花としても人気の花です。
なお、アジア圏のみの品種であることから、西洋における花言葉はありません。
花言葉のある名言(日本)
愛らしさのない美はえさのない釣り針である。
ーラルフ・ワルド・エマーソン(アメリカ・哲学者)
ナツツバキの基本データ
花の名前 | ナツツバキ |
学名 | Stewartia pseudocamellia |
和名 | 夏椿 |
英名 | Japanese stewartia |
科 | ツバキ科 |
属 | ナツツバキ属 |
原産地 | 日本、朝鮮半島南部 |
開花期 | 6月〜7月 |
草丈/樹高 | 5m〜10m |
和名の「夏椿」は花の形がツバキに似ていて、夏に咲くことから付けられています。
学名の「Stewartia(スチュワーティア)」は18世紀にイギリスの首相も務め、植物学の研究にも熱心であった第3代ビュート伯爵ジョン・ステュアートの名前が由来となっています。
主な花の種類
種類名 | 特徴 |
---|---|
ヒメシャラ | ナツツバキとよく似ているが花が小振りなのが特徴。 樹高は15mにまで成長し、淡赤黄色から淡赤褐色を帯びて光沢がある。 幹がとても美しいことで有名な木で、日本三大美幹の1種でもある。 |
保存方法
タイプ | 多年草 |
花持ち期間 | 1日 |
出回り時期 | 6月〜7月 |
耐寒温度 | ‐2~3℃ |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 弱い |
日照 | 半日陰 |
耐雨性 | 強い |
土質 | 湿り気のある土壌 |
利用方法 | 花壇、切り花 |
おわりに
何日もかけて育ってきた花がたった1日で咲き終えて花を落としてしまう、その姿は何とも儚く愛おしいですよね。
花ごとぽとりと落ちるため、その落ちた風景にも味があります。
花の命を感じらながら育てる喜びが得られる花だと思います。