ナデシコの花言葉と由来

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ナデシコの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前ナデシコ
学名Dianthus superbus var.longicalycinus
主な花言葉(日本)大胆、純愛、貞節
主な花言葉(海外)大胆
誕生花7月14日、7月22日、7月28日
開花期6月~9月

花名は『花姿が撫でたくなるほどかわいらしい』ことが由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

ナデシコの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
ピンク純粋な愛、純愛純粋な愛
純粋で燃えるような愛純粋で燃えるような愛、大胆
器用、才能器用、才能

花言葉の由来(日本)

ナデシコと言えば、真っ先に思い浮かぶのが日本の女性を象徴する言葉である「大和撫子」という言葉ですよね。

ところで皆さんは、ナデシコの花姿をしっかりと見たことはありますか?ナデシコは5枚の花弁からなっているのですが、その花びらの先に切れ込みが入っていて、繊細な印象を持つお花なんです。

そんな花姿から1歩引いて見守るお淑やかな女性が連想され、「純愛」の花言葉がつけられました。

花言葉のある名言(日本)

誰がこの私のひたむきの愛の行為を、正当に理解してくれることか。いや、誰に理解されなくてもいいのだ。私の愛は純粋の愛だ。人に理解してもらう為の愛ではない。

ー太宰治(小説家)

花言葉の由来(海外)

日本の花言葉の由来を紹介した時に、「繊細なイメージを持っている花姿」と書きましたよね。

それが海外では「大胆」という、同じ花なのにまた違った花言葉がつけられているのがなんとなく面白く感じます。

この由来には、ナデシコの赤い花が派手だという印象で捉えられ、そこから「大胆」の花言葉がつけられたと言われています。

捉え方が違うと、こうも印象が変わってくるのが面白いですね。

花言葉のある名言(海外)

幸運は大胆な人に味方する。

ーデジデリウス・エラスムス(哲学者)

ナデシコの基本データ

花の名前ナデシコ
学名Dianthus superbus var.longicalycinus
和名撫子
英名Pink
ナデシコ科
ナデシコ属
原産地東アジア
開花期6月〜9月
草丈/樹高10~60cm

和名の撫子は、糸が無数に集まったような花姿が思わず撫でたくなるような可愛らしさだったからだと言われています。

学名の属名であるDianthus(ディアンサス)は、ギリシア語のDios(ゼウス)とanthos(花)が合わさって名付けられました。ナデシコの繊細な花姿が神(ゼウス)も愛したと例えられたそうです。

主な花の種類

種類名特徴
カワラナデシコ日本各地に自生。やさしい草姿で、花弁に深い切れ込みが入る。
ヒゲナデシコヨーロッパ原産。茎の先端に多数の小花が集まって咲く。
アメリカナデシコとも呼ばれる。
タツタナデシコヨーロッパ原産。蛇の目模様のある花。
ヒメナデシコヨーロッパ原産の小型種。繊細な草姿で、こぼれダネでもよくふえる。

保存方法

タイプ多年草
花持ち期間5~7日程度
出回り時期6月~9月
耐寒温度0℃
耐寒性強い
耐暑性種や品種により異なるが強いものが多い。
古株ほど弱くなる。
日照少なくとも半日以上は日光がよく当たるところで、蒸れないよう風通しをよくしておく。
耐雨性普通
土質水はけのよいもの
利用方法鉢植え

おわりに

ナデシコの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。

ナデシコの花言葉は、素敵なものが多いです。色別でも、また違った花言葉があるので、贈り物をする時にはそれも含めて考えてみるといいですね。

また、ナデシコは春…ではなく秋の七草にも含まれている植物。秋の七草は、食べるのではなく、目で見て楽しむものだそうです。季節が秋のころに7つとも見てみるのも楽しいかもしれませんね。

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