パフィオペディラムの主な花言葉は、下記のとおりです。
| 花の名前 | パフィオペディラム |
| 学名 | Paphiopedilum |
| 主な花言葉(日本) | 思慮深さ、優雅な装い |
| 主な花言葉(海外) | 魅惑の美、官能的 |
| 誕生花 | 11月30日 |
| 開花期 | 12月〜6月 |
花名は『女性のサンダルのように見える』ことが由来です。
以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。
パフィオペディラムの色別の花言葉
| 色 | 日本 | 海外(西洋など) |
|---|---|---|
| 茶 | 変わり者 | 魅惑の美 |
| 緑 | 責任感の強い人 | 気まぐれ |
| 黄 | 優雅な装い | 輝く美 |
| 白 | 思慮深さ | 変わり者 |
| ピンク | 気まぐれ | 官能的 |
花言葉の由来(日本)
パフィオペディラムは、奇抜な見た目と色合いで目を引くランの一種です。まるで花言葉の「優雅な装い」の貴婦人のよう。
また、ランの中でも寒さに強く、5℃あれば冬越しできます。そのことから「思慮深さ」の印象が花言葉になりました。
なお、袋状の唇弁があり、一見して食虫植物のように見えますがそうではありません。
花言葉のある名言(日本)
女性の優雅は容貌の美よりさらに有力である。
ーウィリアム・ハズリット(著作家)
花言葉の由来(海外)
まさにこの花の色合いや雰囲気は、原産地のインドや東南アジアのイメージにぴったり。
色とりどりのパフィオペディラムが咲きみだれる光景、それは熱帯の楽園でしょう。
日本よりも、少々性的にとらえた花言葉がついていますが、花の持つ魅力が人の持つ魅力とも通じているんですね。
花言葉のある名言(海外)
女を美しくするのは神であり、女を魅惑的にするのは悪魔である。
ーヴィクトル・ユーゴー(小説家)
パフィオペディラムの基本データ

| 花の名前 | パフィオペディラム |
| 学名 | Paphiopedilum |
| 和名 | パフィオペディラム |
| 英名 | Ladyslipper |
| 科 | ラン科 |
| 属 | パフィオペディラム属 |
| 原産地 | インド、東南アジア |
| 開花期 | 12月〜6月 |
| 草丈/樹高 | 15~50cm |
Paphiopedilumは、ギリシャ語のパフィア(ヴィーナスの意味)とペディロン(サンダルの意味)から成っています。真ん中にある唇弁が女性のサンダルのように見えることから付けられました。
これが大きいので食虫植物と思われがちですがそうではなく、受粉するために昆虫を誘引するのに役立っています。
主な花の種類
| 種類名 | 特徴 |
|---|---|
| パフィオペディラム・インシグネ | 薄茶色の中輪花 |
| パフィオペディラム・ロスチャイルディアナム | ボルネオ原産、花は黒茶色 |
| パフィオペディラム・デレナティイ | ベトナム原産、花はピンク |
| パフィオペディラム・ベラチュラム | タイ周辺原産、小型種 |
| 整形大輪系交配種 | 丸く光沢のある冬咲き |
| 多花性交配種 | 1花茎に3~5輪の茶系の花 |
| モウディータイプ | 初夏に多く開花する花茎の長いタイプ |
| ブラキ系交配種 | タイ周辺原産の小型種を交雑 |
保存方法
| タイプ | 多年草 |
| 花持ち期間 | 1ヶ月 |
| 出回り時期 | 通年 |
| 耐寒温度 | 5℃ |
| 耐寒性 | 弱い |
| 耐暑性 | 強い |
| 日照 | 半日蔭 |
| 耐雨性 | 弱い |
| 土質 | 水はけ、保水性よいもの |
| 利用方法 | 鉢植え、室内装飾 |
おわりに
ランは華やかで種類も様々あり、とても魅力的ですよね。しかし自宅で育てるとなるとハードルがとても高く感じます。
パフィオペディラムはランの中でも耐寒性があるので、5℃以上あれば大丈夫。挑戦してみるのも良いですね。


