フウセントウワタの花言葉と由来

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フウセントウワタの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前フウセントウワタ
学名Gomphocarps fruticosus
主な花言葉(日本)隠された能力、多くの夢
主な花言葉(海外)楽しい生活、いっぱいの夢
誕生花10月2日、10月25日、10月29日、11月2日
開花期6月〜9月

花名は『花が終わった後にできる実が、風船のように膨らんで中から綿毛につつまれた種がはじけ飛ぶ』ことが由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

フウセントウワタの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
楽しい生活、隠れた才能、多くの夢、逆境と繁栄いっぱいの夢、楽しい生活

花言葉の由来(日本)

フウセントウワタには、花の部分に付けられた「隠れた才能」と言う花言葉があります。

そのユニークな形の”実”にばかり目がいきますが、下向きの小さく上品な花をいくつも咲かせます。

その様子は、クリーム色の花びらがまるで鳥が羽ばたいているかのように上に反り返り、中央の薄紫色の副花冠を目立たせます。

その副花冠からはたくさんの蜜がこぼれ・・・

アリや蝶、ミツバチが次から次へと訪れるのです。

きっと虫たちには、私たち人間があまり注目していない、その花の魅力がわかっているのですね。

花言葉のある名言(日本)

隠れた才能は名を売らない。

ーエジデリウス・エラスムス(オランダの司祭)

花言葉の由来(海外)

「いっぱいの夢」と言った楽しそうな花言葉が付けられています。

フウセントウワタの実が緑色から薄茶色に変わっていく頃、中では、綿毛の付いた種が今にも弾け飛ぶ準備をしています。

やがて風船がはじけ、バトミントンの羽のようなふわふわした綿毛が新しい命の種を携え、風に乗って遠くまで届けているのです。

まさに「たくさんの夢」を抱えて飛び立つようですよね。

花言葉のある名言(海外)

僕は夜に夢を見るんじゃない。一日中夢を見ているんだ。生きる糧として、夢を見ている。

ースティーブン・スピルバーグ(映画監督)

フウセントウワタの基本データ

花の名前フウセントウワタ
学名Gomphocarps fruticosus
和名フウセントウワタ(風船唐綿)、フウセンダマノキ(風船玉の木)
英名milkweed、 wild cotton、 swan plant
ガガイモ科
フウセントウワタ属
原産地アフリカ南部
開花期6月~9月
草丈/樹高60㎝~200㎝

和名の「フウセントウワタ(風船唐綿)」は、実が熟すと中から綿毛に包まれた種が飛び出す様子が由来となっています。「唐」は、日本ではなく海外を意味しています。

学名の”Gomphocarps”は、ギリシャ語の”gomphos”ゴンフォス(こん棒)と”carps”カルポス(果実)からなり、”fruticosus”は低木を表します。

主な花の種類

種類名特徴
フウセントウワタ白い花を下向きに咲かせ、後に薄い緑色の風船のような実になる。
実の中には、綿毛に包まれた種があり、弾けて飛散する。

保存方法

タイプ草花、一年草
花持ち期間1日
出回り時期8月~10月(実)
耐寒温度0℃
耐寒性弱い
耐暑性普通
日照日なた~半日陰
耐雨性普通
土質水はけの良い土
利用方法ドライフラワー、鉢植え、庭木、切り花

おわりに

フウセントウワタの花言葉と基本データの紹介でした。

最近では、その柔らかなグリーンの風船の姿にとりこになり、生け花やアレンジメントに取り入れる人が多いそうです。

切り花で利用する際は、茎の切り口から出る白い液に、害があるので直接触らないように注意が必要です。また水を吸い上げにくくなるので、水切りしてよく洗い流してから活けましょう。

「いっぱいの夢」を詰め込んだ風船の実を花束に添えて、新しい生活を始める人に贈っても喜ばれそうですね。

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