アサガオの花言葉と由来

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アサガオの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前アサガオ
学名Ipomoea nil (L.) Roth
主な花言葉(日本)愛情、結束、固い絆
主な花言葉(海外)はかない恋、愛着
誕生花4月14日(白色)、7月6日、8月1日、8月6日
開花期6~10月

花名は『朝に花を咲かせ、昼頃にはしぼんでしまう』ことが由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

アサガオの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
溢れる喜び、固い絆見つけたら幸せ、固い絆
冷静、平静はかない恋
短い愛、はかない恋結びつき、固い約束
はかない情熱的な愛繊細な愛、おせっかい
ピンク安らぎに満ち足りた気分結びつき

花言葉の由来(日本)

アサガオは、支柱などにツルを巻き付けて上へ上へと伸びていく性質を持っています。その性質を人間の行動に置き換えて「結束」や「固い絆」という花言葉で表しています。

また、昔の日本では高貴な人が身に付ける色、高貴なイメージのある色として「紫色」が使われていました。冠位十二階という身分制度の中、最上位であることを意味する紫色を身に付けていた方は、いつも冷静沈着で位の低い人々の憧れの的だったのです。

このことから紫色のアサガオの花言葉として「冷静」や「平静」という言葉が付けられました。

花言葉のある名言(日本)

平等は愛の最も固い絆である。

ーゴットホルト・エフライム(詩人)

花言葉の由来(海外)

アサガオは「朝に花を咲かせて、昼にはしぼんでしまう」というはかなげで短命な花の様子から、「はかない恋」という花言葉が付けられました。

また、ツルが絡まりあって空まで伸びていく花の姿から「愛着」という花言葉も付けられています。

花言葉のある名言(海外)

霊魂が不滅であるという考え方は、生ける人間の生命への執着と死者への愛着とのあらわれでありましょう。

ー川端康成(小説家)

アサガオの基本データ

花の名前アサガオ
学名Ipomoea nil (L.) Roth
和名朝顔
英名Morning glory
ヒルガオ科
サツマイモ属
原産地中央~熱帯アメリカ
開花期6~10月
草丈/樹高20cm~6m

和名の「朝顔(アサガオ)」は、「朝に花を咲かせ、昼にしぼんでしまう」という特徴を、朝の美人の顔に例えた「朝の容花(かおばな)」という意味から名付けられました。

また、学名の「Ipomoea nil (L.) Roth」はギリシャ語の「ips(芋虫)」と「homoios(似る)」の2つが語源で、物に絡んで這い登るという姿が由来とされています。

主な花の種類

種類名特徴
ノアサガオ日本朝顔の一種で、琉球朝顔とも呼ばれる。一般的なアサガオよりもツルが長くて丈夫。
マメアサガオ北アフリカ原産の帰化植物。夏から秋にかけて咲き、河川敷などに生息している。
マルバアサガオ西洋朝顔の一種で、丸い葉を持つことから名付けられた。秋ごろになると一本の茎にたくさんの花を咲かせる。
ヒルガオ昼に咲いて夜にはしぼんでしまう。地下茎が綱のように広がり周りに絡みつくことから「絆」「縁」という花言葉を持つ。
ヘブンリーブルー熱帯アメリカ原産の西洋朝顔で、秋になると夕方まで花を咲かせる。葉の茂りが良く、6mの高さにまで成長する。
夜顔夜に花を咲かせる多年草だが、熱帯アメリカ原産のため、日本では越冬できないことも多く、一年草として扱われる。
フライングソーサー同じ株でもそれぞれの斑の入り方が違い、1つの株で色々な模様の花を楽しむことができる。
曜白朝顔花弁の中心から縦に白い模様の入った花を咲かせる。
アーリーコール西洋朝顔と日本朝顔を合わせて作られた交雑品種。青や赤などの混合色で、中心部が白色の花を咲かせる。
スカーレットオハラ西洋朝顔の仲間で、鮮やかな紅色の花を咲かせる。
変化朝顔アサガオを品種改良して生み出されたものの総称。元のアサガオとは、花や葉の形、色、大きさが違い、複色や絞り色の花の品種が有名。
ダチュラ(朝鮮朝顔)ラッパのような花の形で、5月~11月の長い期間白い花びらを上向きに咲かせる。

保存方法

タイプ一年草
花持ち期間一つの花は1日(開花期間は1~3か月程度)
出回り時期7月~9月
耐寒温度20℃
耐寒性弱い
耐暑性強い
日照日当たりのいい場所が良いが、西日を避ける
耐雨性普通
土質腐植質に富み、水はけの良い土が適している
利用方法花壇、鉢植え

おわりに

アサガオの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。

古くから日本で、夏の風物詩として親しまれているアサガオは、花壇や鉢植えに植えるだけではなく、緑のカーテンとして楽しむことのできる品種もあります。

さまざまな色の花を咲かせて楽しませてくれるアサガオを、花言葉とともに育ててみてはいかがでしょうか。

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