アマリリスの花言葉と由来

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アマリリスの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前アマリリス
学名Hippeastrum
主な花言葉(日本)誇り、内気、輝くばかりの美しさ
主な花言葉(海外)pride(誇り)、beautiful but timid(美しいが臆病)、sprendid beauty(輝くばかりの美しさ)
誕生花1月26日、2月24日、5月28日、5月30日、7月16日
開花期4月〜6月

花名は古代ローマの牧歌に由来する少女『アマリリス』の名からつけられたと言われています。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

アマリリスの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
輝くばかりの美しさ、素晴らしく美しい情熱、愛、美しさ
ピンクおしゃべり愛と友情
内気純粋さ、女性らしさ、無実、愛する人への追悼
強い虚栄心王族、人生の精神的な側面
黄色おしゃべり幸福、幸運、これからの良い時
オレンジ誇り健康と幸福

花言葉の由来(日本)

アマリリスの名前の由来となった少女の話から花言葉も生まれました。

少女アマリリスが恋する羊飼いの少年は、花が大好きで、毎日花を届けてくれる別の少女に恋していました。

そこでアマリリスは神様にお願いをし、神から授けられた1本の矢を自分に刺し、その流した血から咲かせた花に少年が恋に落ちたと言われています。

その一途な少女の少し恐ろしいまでの行動から「誇り」の花言葉がつけられたそうです。

また「内気」という花言葉に、大輪の白いアマリリスが少しうつむき加減に咲く様子がよくあてはまります。

花言葉のある名言(日本)

いくらお金があっても、地位が高くなっても、心に誇りの無い人間はつまらない人

ー瀬戸内 寂聴(作家)

花言葉の由来(海外)

反対に海外では、少女の片思いに終わってしまった話もあります。

庭師のに少年に気持ちを届けるため、金色の矢を30日間自分の心に突き刺しましたが、非情にも無視され続け、少女の思いは報われずに終わってしまったのです。

真っ赤なアマリリスは、「情熱」という少女の強い思いがあらわされているのです。

また「友情」の花言葉は、まるで周りの花たちと楽しく語りあっているかのように首をかしげながら咲いている様子から生まれたと言われています。

花言葉のある名言(海外)

情熱をもって君たちの使命を愛せよ。これほど美しいことはない。

ーロダン(彫刻家)

アマリリスの基本データ

花の名前アマリリス
学名Hippeastrum
和名アマリリス
英名Amaryllis (Hippeastrum), Knight’s star lily
ヒガンバナ科
ヒッペアストルム属
原産地南アメリカ
開花期4月〜6月
草丈/樹高40cm~60㎝

学名は、花びらが星のような形に開くので「騎士の星」といわれ、ギリシャ語「馬」を表す(ピッペアスト)と「星」の(アストロン)から付いたと言われています。

和名も花名と同じ由来から名前が付きましたが、本来のアマリリスは、南アフリカ産のホンアマリリスと呼ばれ、ベラドンナリリーとネイキッドレディーの2種類です。

主な花の種類

種類名特徴
レッドライオン真っ赤な大振りな花を咲かせる。
寒さに弱いので冬は、室内で鑑賞。
ハッピーメモリー赤と白のコンストラストが美しい。
4輪~6輪ほどの花を咲かせることもある。
アイキャッチャー花色は、赤と白がある。10輪もの花が咲くこともある。
夏に休眠しない特徴がある。
クリスマスギフト白色の存在感ある花を咲かせる。
ブロッサムピーコック八重咲する赤と白の花。年に2回咲くこともある。
トレシック中輪系でやや小ぶりだが、赤と白の花を咲かせる。
年に3回咲くこともある。
ラピドレッドライオンの小粒版。人気のある品種。
ロリポップ小ぶりでピンクに白色の筋が入る花を咲かせる。
丈夫で育てやすい。

保存方法

タイプ多年草
花持ち期間1週間から10日間
出回り時期9月~5月
耐寒温度5℃
耐寒性普通~やや弱い
耐暑性普通
日照半日陰から日なた
耐雨性普通
土質水はけのよい、保水性のある土
利用方法花壇、鉢植え、室内

おわりに

アマリリスの花言葉と基本データの紹介でした。

子供のころ口すさんだ「アマリリス」の歌をはじめとし、大輪の花を咲かせ、存在感のあるとてもなじみのある花です。

「愛」の花言葉が似合う真っ赤な色や、落ち着いた奥ゆかしい白い色、元気がでるピンク色、大きさも色合いも豊富なアマリリス。

親しい人にプレゼントしたり、玄関わきに鉢植えを飾って、アマリリスにおしゃべりしながら眺めてみてはいかがでしょうか。

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