ソバの花言葉と由来

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ソバの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前ソバ
学名Fagopyrum esculentum
主な花言葉(日本)一生懸命、誠実、懐かしい想い出
主な花言葉(海外)真心
誕生花11月1日
開花期5~6月、8~9月

花名は『実の形が三角形をしている』ことが由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

ソバの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
一生懸命、誠実、懐かしい想い出真心

花言葉の由来(日本)

「一生懸命」「誠実」の花言葉は、ソバが荒れた土地にも育つことが由来です。どんな場所でも育ち、種をまいてからたった60日で収穫できるソバが、人間のために一生懸命がんばってくれているように見えたのでしょう。

「懐かしい想い出」は、都会に出た若者がソバの花咲くふるさとを思い出すことが由来です。また、大晦日にソバを食べて一年を思い返す習慣からの説もあります。

花言葉のある名言(日本)

自分自身と友人に対しては、いつも誠実であれ。敵に対しては、勇気を持て。敗者に対しては、寛容さを持て。その他あらゆる場合については、常に礼儀を保て。

ーフリードリヒ・ニーチェ(哲学者)

花言葉の由来(海外)

「真心」の花言葉は、白くかわいらしい花と、実を食べられることが由来です。ヨーロッパの一部では主食としている国もあり、真心のある植物と思われたのでしょう。

花言葉のある名言(海外)

真心をもって人を助ければ、必ず自分も人から助けられる。これは人生の最も美しい見返りの一つである。

ーラルフ・ワルド・エマーソン(哲学者)

ソバの基本データ

花の名前ソバ
学名Fagopyrum esculentum
和名蕎麦
英名Buckwheat
タデ科
ソバ属
原産地中国西南部
開花期5~6月、8~9月
草丈/樹高40~70cm

「ソバ」の名前は、実の形が三角形をしていることが由来です。漢字では「蕎麦」と書き、昔は「そばむぎ」と呼んでいました。物の角のことを「稜(そば)」といい、実に角があることから、「角のある麦」の意味があったそうです。

学名の「Fagopyrum」は、ラテン語の「fagus beech(ブナ)」と、ギリシャ語の「pyrum(パイロ小麦)」から、「ブナの実に似た形の小麦」の意味があります。

また、学名の「esculentum」は、ラテン語で、「食用」「食欲をそそる」という意味です。

英名の「Buckwheat」は、「buck(ブナ)」と「wheat(小麦)」で、学名と同じ、「ブナの実に似た形の小麦」の意味です。

主な花の種類

種類名特徴
ダッタンソバ中国甘粛省からパキスタン北部まで分布する。一年草。独特の苦みがあるそばで別名「苦そば」や「長寿そば」ともいわれる。ルチンといわれる栄養素が普通のそばに比べて多く含まれる。
シュッコンソバチベットから中国原産の多年草。野菜として食べられる。「野菜そば」「シャクチリソバ」とも言われる。冬に地上部の茎葉が枯れ、春になると新芽が出てくる。

保存方法

タイプ一年草
花持ち期間3日
出回り時期
耐寒温度0度
耐寒性普通
耐暑性強い
日照日向を好む
耐雨性普通
土質中性~弱酸性
利用方法実を食用にする

おわりに

ソバの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。

日本へは縄文時代に持ち込まれ、古来から親しまれてきた植物です。

白く可憐な花をさかせますが、花屋さんでソバの花を見かけることはほとんどありません。独特のにおいがするからでしょうか。

花を楽しんだ後、実を食べることができます。荒れた地でも育つ丈夫な植物ですので、プランターなどでも育てやすく、初心者にもおすすめです。

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