デンドロビウム(デンファレ)の花言葉と由来

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デンドロビウムの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前デンドロビウム
学名Dendrobium
主な花言葉(日本)わがままな美人
主な花言葉(海外)
誕生花1月16日、4月27日
開花期3月〜5月

花名は『木の上に生える』ことが由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

※なお、本記事ではデンドロビウムの総称である「デンファレ」も同様の花とみなし、解説します。

デンドロビウムの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
ピンク誘惑、官能愛、寄り添う二人
強烈な愛の願望、情熱と欲望魅惑、願望
純粋な愛有能、華麗
友達友情
欲望、愛と美わがままな美人

花言葉の由来(日本)

デンドロビウムの花言葉は海外由来のものが日本でも使われています。

花全般の花言葉は「わがままな美人」。豪華で花の色も豊富なことからつけられました。

ピンク、赤、紫の「誘惑」「官能」「強烈な愛の願望」「情熱と欲望」「欲望」「愛と美」の花言葉は、蘭の花の形に性的なイメージがあることが由来です。赤は情熱の色、ピンクや紫も赤系の色ですので、熱い思いをこめた花言葉がついたのでしょう。

白の「純粋な愛」の花言葉は、清純や純白の象徴である白い色が由来。同じ愛でも、肉体的なものではなく、精神的な愛を白いデンドロビウムに感じたのではないでしょうか。

黄の「友達」の花言葉は、海外では黄色に憶病なイメージがあることが由来です。恋人になれなくても友達でいたい、そんな控えめな気持ちが込められています。

花言葉のある名言(日本)

悪魔が私たちを誘惑するのではない。私たちが悪魔を誘惑するのだ。

ージョージ・エリオット(作家)

デンドロビウムの基本データ

花の名前デンドロビウム
学名Dendrobium
和名デンドロビウム
英名Dendrobium
ラン科
セッコク属(デンドロビウム属)
原産地熱帯~亜熱帯アジア、オセアニア
開花期3月〜5月
草丈/樹高20~60cm

デンドロビウム(Dendrobium)の名前は、ギリシア語で「dendron(樹木)」と、「bios(生活する)」が由来です。デンドロビウムが元々、ほかの木や石の上に根を張って育つ植物だったため、名づけられました。

主な花の種類

種類名特徴
デンドロビウム・ノビル系品種が多く、日本でデンドロビウムといえばノビル系をさすことが多い。原種のノビル(Dendrobium nobile)をもとに交雑育種が行われたため、ノビル系(ノビルタイプ)と呼ばれる。
デンドロビウム・キンギアナム系オーストラリア原産の原種デンドロビウム・キンギアナム(Dendrobium kingianum)をもとに交雑育種された交配種群。株の形態が多くのデンドロビウムと異なり、根元が太く上部が細くなり、やや堅いバルブの上部に葉をつける。
デンドロビウム・フォーモサム系原種のデンドロビウム・フォーモサム(Dendrobium formosum)をもとに改良された品種群。バルブに細かな黒い毛が生えているため、ブラックヘアータイプとも呼ばれる。

保存方法

タイプ多年草
花持ち期間1カ月
出回り時期2月~5月
耐寒温度5度
耐寒性弱い
耐暑性強い
日照日向、半日陰
耐雨性強い
土質水苔、バークチップ
利用方法鉢植

おわりに

デンドロビウムの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。

デンドロビウムは種類が多く、原種だけでも1,000種類以上あると言われています。多年草なので、きちんと手入れをすれば何度でも花を咲かせます。

花持ちが良く、1カ月ほど花をたのしめます。品種によって見た目も育て方も違いますが、ほかの蘭に比べると育てやすく、初心者にもおすすめです。

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