チョコレートコスモスの主な花言葉は、下記のとおりです。
花の名前 | チョコレートコスモス |
学名 | Cosmos atrosanguineus |
主な花言葉(日本) | 恋の思い出、恋の終わり |
主な花言葉(海外) | 恋の思い出、恋の終わり、移り変わらぬ気持ち |
誕生花 | 10月27日 |
開花期 | 5月〜11月頃 |
花名は『ほのかにチョコレートに似た香りを放つコスモスである』ことが由来です。
以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。
チョコレートコスモスの色別の花言葉
色 | 日本 | 海外(西洋など) |
---|---|---|
茶 | 恋の思い出 | 恋の思い出、恋の終わり |
赤 | 恋の終わり | 移り変わらぬ気持ち |
花言葉の由来(日本)
チョコレートコスモスは、名前に加えてチョコレート色の花の色と相まって、とってもかわいいですよね。
「贈り物にぴったりのお花なのでは…?」と思うのですが、花言葉には「恋の終わり」などのすこしビターな意味のものがついています。
これはチョコレートコスモスの、原種であるコスモスの色鮮やかなものと比べて落ち着いた花の色から付けられたと言われています。
花言葉のある名言(日本)
恋の終わりは、自分から立ち去ること。
ーココ・シャネル(ファッションデザイナー)
花言葉の由来(海外)
チョコレートコスモスと言えば、チョコレートに似た甘い香りが特徴のお花です。その香りから「恋の思い出」という言葉が付けられました。
恋愛しているときの気持ちは、甘くてすこしほろ苦くてとろけるような素敵な時間のように思います。そんな恋している思い出に、この花言葉がぴったりですよね。
チョコレートコスモスの原種は寒さに弱く、自然に生えているものは絶滅したと言われています。今市場で出回っているのは、強い種を交配させたものがよく出回っているのです。
花言葉のある名言(海外)
人間は自分の恋していた時のことを思い出すと、そのあいだには何一つおこらなかった様な気がするものだ。
ーフランソワ・モーリアック(作家)
チョコレートコスモスの基本データ

花の名前 | チョコレートコスモス |
学名 | Cosmos atrosanguineus |
和名 | チョコレートコスモス |
英名 | Chocolate Cosmos |
科 | キク科 |
属 | コスモス属 |
原産地 | メキシコ |
開花期 | 5月〜11月頃 |
草丈/樹高 | 30~70cm |
チョコレートコスモスの名前の通り、一般的なコスモスと比べて花の色が茶色黒に近い色であったり、花の香りがチョコレートのように甘い匂いがしたことが由来です。
属名の学名であるCosmos(コスモス)は、ギリシア語のkosmos(コスモス)から由来しています。このkosmos(コスモス)は「美しさ、調和、秩序、宇宙」などの複数の意味があります。
主な花の種類
種類名 | 特徴 |
---|---|
コスモス・アトロサンギネウス | 香りが他に比べ強い品種。 花の色はチョコレートコスモスの中では最も黒に近いといわれている。 |
ノエル・ルージュ | 深みのある赤色の花を咲かせるキバナコスモスとの交配種。高温に強く耐寒性があるため、比較的育てやすいといわれている。 マイナス5度程度までなら冬越しが可能。 |
キャラメル・チョコレート | キャラメルのような褐色がかったオレンジ色の花を咲かせるキバナコスモスとの交配種。 春から秋にたくさんの花を咲かせる。 |
ショコラ | 深みのあるボルドーレッドの花を咲かせ、春から秋まで花を咲かせる品種。 暑さや寒さに強く育てやすい。 |
ストロベリーチョコレート | 花がやや大きく、春から夏は鮮やかな赤、秋は黒紅色や赤紫色の花を咲かせる。 花持ちがよいので、切り花に適している。 |
保存方法
タイプ | 多年草 |
花持ち期間 | 約5日 |
出回り時期 | 周年 |
耐寒温度 | 5℃ |
耐寒性 | やや弱い |
耐暑性 | やや弱い |
日照 | 日当たりのよい戸外で管理する。 原種のチョコレートコスモスは、7月から9月まで半日陰で管理する。 |
耐雨性 | 普通 |
土質 | 水はけのよい、有機物に富んだ用土 |
利用方法 | 鉢植え、庭植え |
おわりに
チョコレートコスモスの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。
チョコレートと言えば、バレンタインを連想する方も多いと思います。しかし、花言葉から贈り物にはあまり適していないです。
贈り物にする時には、説明も添えて渡してみるのもいいかもしれません。花の種類にチョコに関連する名前がたくさんあるので、選ぶのが楽しそうですね。