コルチカムの主な花言葉は、下記のとおりです。
花の名前 | コルチカム |
学名 | Colchicum |
主な花言葉(日本) | 危険な美しさ、幸福 |
主な花言葉(海外) | 私の最良の日々は過ぎ去った、晴れた日は終わった、嫉妬 |
誕生花 | 9月21日 |
開花期 | 9月~10月 |
花名は、『Colchis(コルキス)』という黒海沿いの都市にたくさん咲いていたことが由来です。
以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。
コルチカムの色別の花言葉
色 | 日本 | 海外(西洋など) |
---|---|---|
紫 | 危険な美しさ、幸福 | 私の最良の日々は過ぎ去った、晴れた日は終わった、嫉妬 |
花言葉の由来(日本)
毒キノコと同じような毒をもつコルチカムは、誤って食べてしまうと死に至ることもある危険な植物です。
しかしそんな性質とは逆に、上品で艶やかな紫色の花を咲かせます。
花の見た目から「幸福」という花言葉が、花の性質から「危険な美しさ」という花言葉が付いたのでしょうか。
花言葉のある名言(日本)
希望──それ自体は幸福の一様態にしか過ぎない。
だが、ひょっとすると、現世がもたらし得る一番大きな幸福であるかもしれない。
ージョン・レノン(ミュージシャン)
花言葉の由来(海外)
一方海外では「私の最良の日々は過ぎ去った」や、「晴れた日は終わった」など少し切ない花言葉が多めです。
夏が終わると一気に空が曇り、どんよりとした日が続くヨーロッパ。秋に咲くコルチカムの花を見ると、夏の晴れ渡った空をみんなが思い出すそう。
そこから付いたと花言葉なので、少し切ない感じになってしまうのは納得ですね。
花言葉のある名言(海外)
最良なる預言者は、過去なり。
ーバイロン(詩人)
コルチカムの基本データ
花の名前 | コルチカム |
学名 | Colchicum |
和名 | 犬サフラン |
英名 | Meadow saffron |
科 | イヌサフラン科 |
属 | イヌサフラン属 |
原産地 | ヨーロッパ、北アフリカ |
開花期 | 9月~10月 |
草丈/樹高 | 15cm~20cm |
和名は、スパイスなどに使われる『サフラン』と花が似ているのに、毒を持っているので役に立たないことから、「役に立たない」という意味を持つ「犬」が付き、「犬サフラン」になりました。
また学名の「Colchicum」は、コルチカムがたくさん咲いていた都市「Colchis(コルキス)」に由来しています。
主な花の種類
種類名 | 特徴 |
---|---|
コルチカム・オータム・ネーレ・アルバ | 白い花を咲かせるのが特徴。 |
ザ・ジャイアント | 一重先の紫色の大輪の花を咲かせるのが特徴。 |
保存方法
タイプ | 多年草 |
花持ち期間 | 1週間程度 |
出回り時期 | 9月~11月 |
耐寒温度 | ‐15℃ |
耐寒性 | 強い |
耐暑性 | 強い |
日照 | 日当たりのいいところ |
耐雨性 | 普通 |
土質 | 水はけの良い土を好む |
利用方法 | 花壇、鉢植え |
おわりに
コルチカムの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。
白から紫へグラデーションしている花が美しいコルチカムは、猛毒を持っているので食べるのは厳禁です。
しかし秋の訪れをキレイな紫色の花で教えてくれるコルチカム、育ててみてもいいかもしれません。