ケイトウの主な花言葉は、下記のとおりです。
花の名前 | ケイトウ |
学名 | Celosia cristata |
主な花言葉(日本) | おしゃれ、風変り、個性 |
主な花言葉(海外) | (男の)おしゃれ、気取り屋、不滅 |
誕生花 | 8月24日、8月29日、9月5日 |
開花期 | 7月〜11月 |
花名は『漢字で鶏頭と書き、この花の形状が鶏のトサカに似ている』ことが由来です。
以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。
ケイトウの色別の花言葉
色 | 日本 | 海外(西洋など) |
---|---|---|
赤 | 忠誠、忠実 | 愛情 |
ピンク | 色あせぬ恋 | 偽善 |
黄 | 個性 | ユーモア |
オレンジ | 家族思い | 友情 |
淡緑 | おもむくままに | 調和 |
花言葉の由来(日本)
カラフルで、ふわふわと羽毛のようだったり、うねうねとした花弁がいくつも集まってこんもり球状になっていたり・・ケイトウは、「花」と呼ぶには一風変わった見た目をしています。
ガーデニングの他、夏の終わり頃から秋にかけては花束にも良く利用されるので、フラワーショップでそのインパクトに驚く人も多いのではないでしょうか。
大きいものから小さめの改良種まで様々な品種がありますが、どれも大変個性的な姿をしていることから「おしゃれ、風変り、個性」といった花言葉が付けられました。
花言葉のある名言(日本)
私は流行を作っているのではない。私自身が流行なの。
ーココ・シャネル(ファッションデザイナー)
花言葉の由来(海外)
日本と同様に海外でも、独創性溢れるケイトウは「おしゃれ」なイメージを持たれています。
現在、60種類以上の品種が存在しますが、古くからのケイトウはまるで鶏のトサカの様な形状をしています。英名はCockscomb(コックスコウム)と呼ばれており「雄鶏のトサカ」を意味します。
鶏は、雌よりも雄の方が立派なトサカを持っているところから、海外では特に「(男の)おしゃれ」また、派手な見た目から「気取り屋」との花言葉が付けられています。
そして、燃える炎の様な花穂は、ドライフラワーにしても色褪せないことから「不滅」との花言葉が付けられました。
花言葉のある名言(海外)
私を取り巻くものの中に活気あふれるものがあるとすれば、それは永遠に不滅な冒険精神です。
ーマリ・キュリー(物理学者・化学者)
ケイトウの基本データ
花の名前 | ケイトウ |
学名 | Celosia cristata |
和名 | 鶏頭 |
英名 | Cockscomb |
科 | ヒユ |
属 | ケイトウ |
原産地 | インド、熱帯アジア |
開花期 | 7月〜11月 |
草丈/樹高 | 20~200cm |
和名の「鶏頭(ケイトウ)」は漢字の通り、この花が鶏のトサカの様な形をしているとの意味が込められています。
学名「Celosia cristata(セロシア・クリスタータ)」はギリシア語の「Celosia(燃えた)」「cristata(鶏冠のような)」が由来となっています。
主な花の種類
種類名 | 特徴 |
---|---|
キャッスルシリーズ | 羽毛系の代表品種で炎のようなボリュームのある花穂が特徴。 草丈は40cm程度。 |
キモノシリーズ | キャッスルシリーズよりも小さく、早咲きの羽毛系品種。 草丈に対して花穂が大きめ。 |
ドリアンシリーズ | 草丈が60cm~80cmの大きめな羽毛品種。 切り花でのフラワーアレンジに向いている。 |
シャロン | 花穂はキャンドルの炎のような、細めの形をしている。 銀色が掛かった淡いピンク色が特徴。 |
ボンベイ | トサカ系ケイトウで、フリル状にうねった花弁を持つ。 花色も豊富でビロードのような光沢と温かみが感じられる。 |
久留米ゲイトウ | ボンベイ同様トサカ系のケイトウ。 フリル状の花弁が集まり、こんもりと丸い花穂が特徴。 |
保存方法
タイプ | 1年草 |
花持ち期間 | 5~10日程度 |
出回り時期 | 8月~10月 |
耐寒温度 | 10℃ |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
日照 | 屋外の日当たりの良い場所 |
耐雨性 | 普通 |
土質 | 水はけが良く、保水性のある土を好む |
利用方法 | 花壇、鉢植 |
おわりに
ケイトウの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。
植え替えと寒さを苦手とするので注意が必要ですが、初心者でも育てやすい花の一つです。
切り花の場合は5日~10日程花持ちし、フラワーアレンジやドライフラワーにしても長く楽しむことが出来ます。
ハロウィンシーズン等、カラフルにお部屋を彩りたい時のアクセントや、贈り物にもオススメです。