ミズヒキの花言葉と由来

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ミズヒキの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前ミズヒキ
学名Antenoron filiforme
主な花言葉(日本)慶事、感謝の気持ち
主な花言葉(海外)
誕生花9月29日、10月17日、11月11日
開花期8月〜10月

花名は『飾り紐の水引に似ている』ことが由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

ミズヒキの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
赤、白慶事、感謝の気持ち

花言葉の由来(日本)

花言葉の「慶事」や「感謝の気持ち」は、ミズヒキの名前の由来となった水引からきています。

水引とは祝儀袋や贈答品の表紙、正月飾りなどに使われる紅白の飾り紐のことです。

中央で固結びをした「結び切り」は一度きりのお祝いであるようにと婚礼にまつわるものに、蝶結びをした「花結び」は出産や進学など何度でも繰り返したい祝い事に使われます。

この水引に色と形が似ていることから花言葉も祝い事に関連したものがつけられました。

なおミズヒキはアジア原産の植物で、欧米には自生しないため海外での花言葉はありません。

花言葉のある名言(日本)

神にただ、「ああしてください」「こうしてください」と願い事をするだけではいけない。自分のいまの状態から幸せを考えもしないで、もっといい状態を得たいと欲望だけをぎらぎらさせている人が多い。いつも「どうもありがとう」と、いま生かされていることへの感謝の気持ちを持たないと。

ーフジコ・ヘミング(音楽家)

ミズヒキの基本データ

花の名前ミズヒキ
学名Antenoron filiforme
和名水引草
英名Jumpseed
タデ科
ミズヒキ属
原産地日本、中国
開花期8月〜10月
草丈/樹高50cm~80cm

和名は、細長く伸びた花穂に咲く紅白の花が水引(祝儀袋などに付ける紅白の飾り紐)に似ていることが由来です。

学名の「Antenoron」は「触角」を意味するギリシャ語の「antenna」が語源で、「filiforme」は「糸状の」ということを意味します。

主な花の種類

種類名特徴
ミズヒキひとつの花の上部が赤、下部が白となっている。
ギンミズヒキ花の色は白一色。
キンミズヒキタデ科ではなくバラ科の、ミズヒキによく似た種。
黄色い花を咲かせる。

保存方法

タイプ多年草
花持ち期間3〜5日程度
出回り時期通年
耐寒温度-10℃
耐寒性強い
耐暑性強い
日照明るい半日陰を好む
耐雨性普通
土質どんな土でも育つ
利用方法地植え、鉢植え

おわりに

ミズヒキの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。

ミズヒキは古くから茶室に飾る茶花として利用されるなど、秋を代表する山野草です。

また俳句では秋の季語として使われ、正岡子規は「かひなしや 水引草の 花ざかり」と詠んでいます。

苗は一般の園芸店ではあまり見かけないかもしれませんが、山野草を専門に扱う店で購入することができますよ。

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