エーデルワイスの花言葉と由来

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エーデルワイスの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前エーデルワイス
学名Leontopodium alpinum
主な花言葉(日本)大切な思い出、尊い思い出、勇気、忍耐
主な花言葉(海外)高潔な勇気、大胆不敵、純度
誕生花2月13日、5月1日、8月18日
開花期5月〜8月

花名はドイツ語の意味で『高貴な白』ということが由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

エーデルワイスの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
白(黄色)大切な思い出、尊い思い出高潔な勇気、純度

花言葉の由来(日本)

この花言葉は、ある登山家の切ない恋のお話に由来しています。

登山家は、地上に降りた天使に恋をしてしまいましたが、恋が叶わないことを知りました。そのことを苦しんだ登山家は、天に向かい、「この苦しみから救ってください。」とお願いしました。すると、エーデルワイスの花が地上に残された、というお話です。

なんとも切なく、またロマンチックでもあるエピソードですよね。その登山家にとっては、苦しくても失くしたくない「大切な思い出」になったのでしょうね。

花言葉のある名言(日本)

何もいらない。今の私に必要なのは思い出だけだ。

ー星新一(小説家)

花言葉の由来(海外)

このエーデルワイスは、ヨーロッパアルプスの高度2000~3000m前後の高山地帯に咲いています。

ここは、石灰岩質の地域なのですが、凛と綺麗な花を咲かせています。この気高くも思える姿から、「高潔な勇気」という花言葉がついたのではないでしょうか。

ちなみに、近年は薬草やお土産で使うことが多く、たくさん摘まれてしまったために自生しているものが少なくなっているようです……。

花言葉のある名言(海外)

試練が人を養うという考えは全くの嘘。幸せの時のほうが学ぶことがずっと多いのです。幸せな時はもっとオープンな気持ちになり、そして何よりも高潔な心を持つようになります。高潔な心をもつこと、まさにこれが人間社会の、あるいは人類全体の目標とするところではないでしょうか。

ーフランソワーズ・サガン(小説家)

エーデルワイスの基本データ

花の名前エーデルワイス
学名Leontopodium alpinum
和名薄雪草
英名Edelweiss
キク科
ウスユキソウ属
原産地ヨーロッパアルプス等
開花期7月~9月(自生地)
5月〜8月(栽培)
草丈/樹高20~50cm

実はこのお花、周りの白い部分が花びらではなく、真ん中の小さい黄色の部分がお花なんです。その部分に周りの白い葉の薄雪が積もっているように見えることから、和名の「薄雪草」がつけられました。

学名はギリシア語でライオンを意味するleon(レオン)と、足を意味するpodion(ポディオン)が合わさり、綿毛に覆われ、ふさふさしている特徴を表しています。

主な花の種類

種類名特徴
ハヤチネウスユキソウウスユキソウ属の中では花びらが大きく、灰白色の綿毛が密生してヒトデのような形をしている
ミヤマウスユキソウ細く線形の葉っぱが互い違いに生える「互生」という生え方をしているのが特徴
チシマウスユキソウ植物全体が灰白色の綿毛に覆われていて、大輪の花びらを咲かせる

保存方法

タイプ多年草
花持ち期間5日程
出回り時期5月~9月
耐寒温度-20℃
耐寒性普通
耐暑性やや弱い
日照春、秋…日当たりのよい場所で西日を避ける
夏………50%くらいの遮光下
冬………日当たりのよい場所で密閉しない程度に風よけ
耐雨性普通
土質山野草用の培養土(乾きやすい土)
利用方法鉢植え

おわりに

エーデルワイスの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。

エーデルワイスといえば、真っ先に思い浮かぶのが歌の題名。誰しも一度は聞いたことのある曲ですから、懐かしい気持ちになる方も多いのではないでしょうか。

この歌、じつは本家のオーストラリアではあまり受け入れられていないのが驚きです。日本のほうが認知度があるそうですよ。びっくりですよね。

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