ガジュマルの主な花言葉は、下記のとおりです。
花の名前 | ガジュマル |
学名 | Ficus microcarpa |
主な花言葉(日本) | 健康 |
主な花言葉(海外) | ― |
誕生花 | 2月14日 |
開花期 | 周年 |
花名は『成長しながら木根を低木や岩に絡みつかせていく様子』が由来です。
以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。
ガジュマルの色別の花言葉
色 | 日本 | 海外(西洋など) |
---|---|---|
緑 | 健康 | ― |
花言葉の由来(日本)
とても分かりにくいんですが、生い茂った緑のなかに、ちょっとだけ赤いものがありますよね?
ガジュマルには「木根」と呼ばれる特殊な根が地表に出ています。これには、空気中から水分を集める役割があります。
この木根が成長していくと、アスファルトやコンクリートをも突き破ってしまうそうなんです。そんな強い生命力にちなんで、「健康」の花言葉がつけられました。
(花というより、木そのものの言葉と表現したほうがいいかもしれませんね)
なお、海外では花のイメージが浸透していないからか、花言葉は存在しません。
花言葉のある名言(日本)
何になるにもからだが肝心、健康でなくしてどうして宇宙とひとつになれよう。
ーウォルト・ホイットマン(詩人)
ガジュマルの基本データ
花の名前 | ガジュマル |
学名 | Ficus microcarpa |
和名 | ガジュマル |
英名 | Chinese Banyan |
科 | クワ科 |
属 | イチジク属 |
原産地 | スリランカ、インド、台湾、マレー諸島、日本、オーストラリア、ニューカレドニアの熱帯地方 |
開花期 | 周年 |
草丈/樹高 | 30cm~2m |
和名ガジュマルの木根は、前述したとおり強い生命力があります。この木根が他の低木や土台に強い力で巻き付く様子から、「絡まる」が訛って「ガジュマル」と言われるようになりました。
そのほかにも、成長した大きい姿から「風を守る」が訛って「ガジュマル」になったと言う説もあります。
学名のFicus(フィカス)は、古代ラテン語で「イチジク」という意味。イチジク属と言うこともありますが、ガジュマルの花はイチジクと同じく、実の中に咲きます。外からは見れないという特徴も似ているので、この学名も納得ですね。
主な花の種類
種類名 | 特徴 |
---|---|
センカクガジュマル | ほふく性で、 葉は肉厚で緑が濃い。 普通のガジュマルより葉が小さい。 |
パンダガジュマル | どのガジュマルよりも葉が丸い。 希少なガジュマル。 |
黄金ガジュマル | 海外では垣根などに良く使用されるそうです。 |
保存方法
タイプ | 観葉植物 |
花持ち期間 | 周年 |
出回り時期 | 周年 |
耐寒温度 | 10℃ |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
日照 | 日当たりのいい温かい場所 |
耐雨性 | 強い |
土質 | 水はけの良い土 |
利用方法 | 鉢植え、庭木 |
おわりに
ガジュマルの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。風水とも相性がよく、特に金運アップに効果があると言われています。
この独特の姿は、観葉植物としても人気があるので、プレゼントとしてだけでなく、自室に飾ってみるのもいいかもしれません。
蛇足ですが、この「ガジュマル」という名前……響きがおもしろくて、一度は口に出してみたい言葉ですよね。