セントポーリアの花言葉と由来

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セントポーリアの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前セントポーリア
学名Saintpaulia
主な花言葉(日本)小さな愛
主な花言葉(海外)繊細な愛(Delicate Love)
誕生花2月16日、11月24日、12月22日
開花期通年

花名は、セントポーリアを発見した人物の名前が由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

セントポーリアの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
青、ピンク、白、紫小さな愛繊細な愛(Delicate Love)

花言葉の由来(日本)

花言葉の「小さな愛」は、セントポーリアの花が小ぶりで愛らしく、また通年花を咲かせるさまが健気に感じられることからつけられました。

ぷっくりした丸みのある葉が仲良く重なり、その上に小ぶりの花が身を寄せ合って咲いている様子はとても愛らしいですよね。

花が終わったものはこまめに取り除き、強すぎないレース越しの日光によく当てることで一年中室内で楽しむことができます。

「室内花の女王」とも呼ばれるセントポーリア。愛情をかけて育ててあげることで、たくさんの花という愛をお返ししてくれますよ。

花言葉のある名言(日本)

風がロウソクを吹き消し、焚き火を燃え上がらせるように、不在は小さな愛を弱め、大きな愛を強くさせる。

ーラ・ロシュフコー(作家)

花言葉の由来(海外)

セントポーリアの海外での花言葉は「繊細な愛」です。

こちらも日本と同様、セントポーリアの花が小さくて繊細に見えることが由来となっています。

また、セントポーリアは基本的に屋内で育てる花。強い直射日光や冬の寒さなどにさらされると、あっという間に枯れてしまいます。

そんなデリケートな様子からも「繊細な愛」といった花言葉がつけられました。

花言葉のある名言(海外)

繊細な魂は、誰かが自分に感謝する義務があると知ると塞ぎ込む。粗野な魂は、自分が誰かに感謝する義務があると知ると塞ぎ込む。

ーフリードリヒ・ニーチェ(哲学者)

セントポーリアの基本データ

花の名前セントポーリア
学名Saintpaulia
和名アフリカスミレ
英名African violet
イワタバコ科
セントポーリア属
原産地東アフリカ
開花期通年
草丈/樹高10cm〜20cm

学名の「Saintpaulia」は、この花を発見したドイツ人のフォン・セントポール男爵の名前が由来となっています。彼は19世紀末、タンザニアのウサンバラ山地にてセントポーリアを発見しました。

和名の「アフリカスミレ」は、セントポーリアの原産地が東アフリカのため「アフリカ原産のスミレ」という意味です。

主な花の種類

種類名特徴
イオナンタ最初に発見された紫色のセントポーリア。
名前はギリシャ語で「スミレのような」という意味。
コンフューサイオナンタとの交雑により誕生した品種。
「混同」という意味のconfusionが名前の由来。
オプティマラ1970年代にアメリカで作出された品種。
現在最も多く流通する園芸品種のひとつ。

保存方法

タイプ多年草
花持ち期間5日程度
出回り時期通年
耐寒温度10℃
耐寒性弱い
耐暑性強い
日照室内でレース越しに日の当たる場所
耐雨性ー(室内で育てる)
土質水はけと保水性のバランスの良い土
利用方法鉢植え

おわりに

セントポーリアの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。

1970年代から1980年代にかけて、室内で楽しめる花として一大ブームを巻き起こしたセントポーリア。

昭和の思い出として、窓辺に飾られたセントポーリアの花の記憶が皆さんの中にもあるかもしれませんね。

もちろん令和の今でもセントポーリアの魅力は変わりません。きちんと手入れすれば通年花を咲かせてくれるので、ぜひおうちで育ててみてはいかがでしょうか。

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