グリーンベルの花言葉と由来

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グリーンベルの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前グリーンベル
学名Silene vulgaris
主な花言葉(日本)偽りの愛、罠、未練
主な花言葉(海外)魅了
誕生花5月9日
開花期3月〜5月

花名は『緑色をした袋のような萼が、鈴のように見える』ことが由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

グリーンベルの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
偽りの愛、罠、未練魅了

花言葉の由来(日本)

日本では風鈴花や白玉草と呼ばれている可愛らしい花ですが、元々はヨーロッパが原産で、日本にはない植物でした。

戦後になって日本に入ってきたグリーンベルですが、育てられないことから野生に手放されたこと理由で野生化。現在では道端や野原などの様々な場所で目にすることができる野草(または雑草)になっています。

グリーンベルはベタベタとした粘着性のある汁を持っている特性があり、ここから「罠」や「未練」といった花言葉が付けられたようです。

花言葉のある名言(日本)

充足させたと思ってもいっそう強くぶり返してくるのが欲望の本性です。

この罠にかかる人は、海水を飲む渇いた人に似ています。

飲めば飲むだけ、喉が渇きます。

ーダライ・ラマ14世(宗教家)

花言葉の由来(海外)

海外では、Silene vulgaris(シレネ・ブルガリス)とも呼ばれ、雑草として扱われる植物です。

サラダにして食べる事もできる雑草ですが、意外と美味しいんですよね。判別できる人であれば、道端などで探されるくらいには人気があります。

もちろん、蝶などの昆虫なども惹きつけるところから「魅了」という花言葉が付いたのではないでしょうか。

花言葉のある名言(海外)

酒は、人を魅了する悪魔である。

うまい毒薬である。

心地よい罪悪である。

ーアウレリウス・アウグスティヌス(神学者)

グリーンベルの基本データ

花の名前グリーンベル
学名Silene vulgaris
和名風鈴花、白玉草
英名Bladder campion
ナデシコ科
シレネ属
原産地ヨーロッパアルプス
開花期3月〜5月
草丈/樹高20cm~60cm

和名の風鈴花は、袋状になっている萼(がく)が風鈴のように見えるところからきています。

白玉草についても、玉のような萼の中から白い花びらが出ている様子が由来になっているようです。

学名は、ギリシャ神話に出てくるバッカスという酒神の養父にあたる「シレネス」にちなんだ「Silene」と、「一般的な」という意味の「vulgaris」が語源になっています。

主な花の種類

種類名特徴
グリーンベル緑色の袋状になっている丸い萼が特徴的で、その先端から白い花を咲かせる植物。
丈夫で寒さに強く、地域によっては道端や野原などで見られるため、野草や雑草に分類されているが、食用として利用される事もある。

保存方法

タイプ多年草
花持ち期間一週間ほど
出回り時期3月~7月
耐寒温度冬を越せる程度
耐寒性強い
耐暑性やや弱い
日照日当たりのよい場所
耐雨性普通
土質水捌けのよい土
利用方法植木鉢、花壇

おわりに

グリーンベルの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。

あまり良くない花言葉ばかりの花ですが、お酒を辞められない方に「お酒は罠」だと気付かせてあげる為にも、メッセージカードなどを添えたグリーンベルをプレゼントするのもいいですね。

食用にもされていますが、ナマコやヒトデなどが持っている「サポニン」という毒性のある物質が含まれています。安全に食べる方法が分からない場合は、むやみに食べないでください。

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