ゲッカビジンの花言葉と由来

記事内に広告が含まれています。

ゲッカビジンの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前ゲッカビジン
学名Epiphyllum oxypetalum
主な花言葉(日本)儚い美、儚い恋、あでやかな美人
主な花言葉(海外)危険な快楽、肉感的、強い意志
誕生花7月19日、8月23日、10月29日
開花期6月〜11月

花名は『この花が夜に咲き始め、翌朝までにしぼんでしまうこと』ことが由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

ゲッカビジンの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
儚い美、儚い恋、あでやかな美人危険な快楽、肉感的、強い意志

花言葉の由来(日本)

ゲッカビジンには、いろいろな俗説があります。「同じ日に咲く」や「年に一度しか咲かない」、「新月や満月の夜にしか咲かない」など……

特別感がある説でなんだかわくわくしますが、これらの説はすべて否定されています。

しかし、ゲッカビジンが夜のうちに咲き、夜明けとともにしぼんでしまうという性質なのは本当なので、「儚い美」という花言葉がつけられました。

花言葉のある名言(日本)

命というものは、儚いからこそ、尊く、厳かに美しいのだ。

ートーマス・マン(小説家)

花言葉の由来(海外)

ゲッカビジンは、一晩でその美しい花がしぼんでしまいます。その理由は、花の蜜や花粉を主食とするコウモリを媒介として受粉ができるよう環境に適応したため。

その開花が1年のうちに条件が合った数回(しかも夜)だけなので、ごく短い期間しか花を咲かせないのです。

夜のうちだけでも花を咲かせようとするゲッカビジンの姿を表し、「強い意志」の花言葉がつけられたのでしょうね。

花言葉のある名言(海外)

人間は力が不足しているのではなく、強い意志に欠けているのだ。

ーヴィクトル・ユーゴ―(小説家)

ゲッカビジンの基本データ

花の名前ゲッカビジン
学名Epiphyllum oxypetalum
和名月下美人
英名Dutchman’s pipe cactus
サボテン科
クジャクサボテン属
原産地メキシコ熱帯雨林
開花期6月〜11月
草丈/樹高1~2m

和名の月下美人はそのまま「月の下で咲く美しい花」から名付けられました。夜の月明かりの下で咲く大きな白い美しい姿を、実際に見てみると感動しますよ!

学名に、どちらもサボテンの名前がついていますよね。これは、ゲッカビジンが多肉植物だということに由来しています。

花は儚いイメージが強いのですが、実際はサボテン科らしい特徴的な見た目をしています。

主な花の種類

種類名特徴
満月美人月下美人と姫月下美人との交配で生まれたもの。
姫月下美人月下美人よりも香りが高く、花は翌日の午前中まで咲いている。
十三夜美人交配種で作り出された株。
葉の小さな刺出しの部分に蕾を付ける。

保存方法

タイプ多肉植物
花持ち期間一晩
出回り時期4月~9月
耐寒温度5℃
耐寒性弱い
耐暑性強い
日照春~夏:戸外
秋~冬:室内
耐雨性普通
土質水はけの良い土を好む
利用方法鉢植え

おわりに

ゲッカビジンの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。

この花は、香水に似た強い香りをもっています。大きな花になると、半径10mにまで香りが広がることがあります。

そのため、入院中のかたのお見舞いや、飲食店などの多くの人が出入りする場所に置かないなど、気を付けるべき場面があります。その点に気を付ければギフトとしてプレゼントが可能です。

また、育成面では花によって何年も開花しないので、気難しい部分もあります。気長にゆっくりとお世話してあげてくださいね。

タイトルとURLをコピーしました