ヒルガオの花言葉と由来

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ヒルガオの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前ヒルガオ
学名Calystegia japonica
主な花言葉(日本)絆、友達のよしみ、情事
主な花言葉(海外)絆、昼の美人、危険な幸福
誕生花6月25日、7月17日
開花期6月〜8月

花名は『昼まで花がしぼまず咲いている』ことが由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

ヒルガオの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
ピンク絆、友達のよしみ、情事絆、昼の美人、危険な幸福

花言葉の由来(日本)

ヒルガオは日本全土に自生する野草で、日当たりの良い道端や土手で見ることができます。

その茎は頼りなく細いものですが、他の植物につるを絡ませることで日の当たる場所まで伸びていくことができるのです。

周りの植物に巻き付きながら成長する様子は、植物同士を繋いでいるようにも見えますね。ヒルガオのこのような姿から、「絆」という花言葉がつけられました。

花言葉のある名言(日本)

もし人が、この世界から親切の絆をたち切ってしまうならば、どんな家もどんな都市も存続することができない

ーマルクス・トゥッリウス・キケロ(政治家、哲学者)

花言葉の由来(海外)

他の植物の茎にしっかりつるを絡ませる様子から、海外では恋愛や情事を連想した花言葉が多くあるようです。日本でも「昼顔」というドラマがありましたよね。

ヒルガオは昼でも花がしぼまず咲いていることから、フランスでは「昼の美人」、「危険な幸福」といった危うさを感じさせる花言葉があります。

花言葉のある名言(海外)

男が本当に好きなものは2つ。危険と遊びである。そしてまた、男は女を愛するが、それは遊びのなかでもっとも危険なものであるからだ

ーニーチェ(哲学者)

ヒルガオの基本データ

花の名前ヒルガオ
学名Calystegia japonica
和名昼顔、雨降り花
英名Japanese bindweed
ヒルガオ科
ヒルガオ属
原産地北海道~九州、朝鮮半島、中国
開花期6月〜8月
草丈/樹高20~70cm

和名の一つである「雨降り花」は、ヒルガオの花を摘むと雨が降るという言い伝えから付けられました。

学名のCalystegiaは「がくが苞で覆われている」、japonicaは「日本の」という意味のラテン語です。

主な花の種類

種類名特徴
ヒルガオ開花期は7~8月で、葉は矢じり型。花の長さは2~2.5cm
コヒルガオ花はヒルガオより少し小さく、6~8月に開花する。
ハマヒルガオ丸くツヤのある葉を持ち、海岸の砂地に咲く。

保存方法

タイプ多年草
花持ち期間1日
出回り時期
耐寒温度-10℃
耐寒性普通
耐暑性強い
日照半日陰~日向
耐雨性強い
土質水はけの良い土
利用方法生薬

おわりに

日本が原産のヒルガオは、朝顔よりも古くから日本人に親しまれている花。万葉集にも「容花(かおばな)」として記載があるといわれています。

しかし、いにしえから今まで人里のそばで生き延び続けた理由は、その花の美しさだけではありません。ヒルガオは種を作らず地下茎を延ばす多年草で、駆除するのが困難なほど強い雑草でもあるのです。

しっかりと地面に根差し絡みつくような強い絆を得たいときには、ヒルガオの強かさにあやかってみてはいかがでしょうか。

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