ハマナスの花言葉と由来

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ハマナスの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前ハマナス
学名Rosa rugosa
主な花言葉(日本)悲しくそして美しく
主な花言葉(海外)
誕生花7月5日、9月7日
開花期5月〜8月

花名は『植物が海岸の砂地に生え、ナシのような実をつける』ことが由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

ハマナスの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
豊かな香り
ピンク見栄えの良さ
美しい悲しみ

花言葉の由来(日本)

ハマナスという花は、「ナス」とついていることから野菜のほうの茄子を連想してしまいますが、実は由来は果物のほうの梨なんです。

このハマナスの実は8月中旬頃から秋にかけて赤い実をつけます。この実を昔の人は梨に連想したそうです。

また、ハマナスの開花期自体は5月~8月と3ヶ月ほどあるのですが、1つの花が咲いている時間は1日ととても短いんです。ずっと咲いているように見えても1つ1つはすぐに散ってしまう儚い様子から「美しい悲しみ」の花言葉がつけられました。

なお、日本固有の植物であることから、海外の花言葉はありません。

花言葉のある名言(日本)

自分が年をとってきたからかもしれないけれど、大事なものとか美しいもの、美しいと言ってもただ見て美しいのではなくて、心に染みわたる美しさとか、心を打たれる美しさというのは、少し悲しみの味がするよ。

ー小澤征爾(音楽家)

ハマナスの基本データ

花の名前ハマナス
学名Rosa rugosa
和名浜茄子
英名Ramanas rose
バラ科
バラ属
原産地北海道、本州の山陰から北陸、東北地方
開花期5月~8月
草丈/樹高1~1.5m

花名の浜茄子は、名前の通りの「ナス」から来たものではなく、果物のナシが名前の由来です。

これは、ハマナスが海辺の砂地に生えることに加えて、つける実がナシに似ていたことから「浜梨」。ここから訛り、今の「ハマナス」の名前になりました。

実はバラ科なハマナスの学名であるRosa(ローザ)は、ギリシャ語の 「rhodon(バラ)」という意味の言葉や、ケルト語の 「rhodd(赤色)」が語源とされています。

主な花の種類

種類名特徴
シロバナハマナス一重の白い花を咲かせる。
シロバナヤエハマナスノイバラと自然交配した品種で、白い八重咲きの花を咲かせる。
コハマナス 白い花びらに淡いピンク色がにじむ小柄な一重咲き。

保存方法

タイプ草花
花持ち期間一つの花は1日
出回り時期5月~8月
耐寒温度0℃
耐寒性強い
耐暑性やや弱い
日照日当たりが良い場所
耐雨性普通
土質水はけがよいもの
利用方法鉢植え、庭植え

おわりに

ハマナスの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。

ハマナスの花の成分には美容効果があり、コスメや美容グッズとしても美肌効果があり、人気の植物となっています。

花言葉にも素敵なものが多いので、美容グッズと共に花言葉も送ってみるのもおしゃれかもしれませんね。

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