トケイソウの花言葉と由来

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トケイソウの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前トケイソウ
学名Passiflora caerulea
主な花言葉(日本)聖なる愛、信仰、宗教的熱情
主な花言葉(海外)聖なる愛、信仰、宗教的熱情
誕生花6月27日
開花期5月〜10月

花名は『花の形が独特で、時計にも見える』ことが由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

トケイソウの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
白、紫、黄、赤、ピンク聖なる愛、信仰、宗教的熱情聖なる愛、信仰、宗教的熱情

花言葉の由来(日本)

トケイソウはさまざまな種類の色がありますが、キリストの処刑を意味する花とされていることから、どの色でも「聖なる愛」「信仰」「宗教的熱情」などの花言葉が付けられているようです。

トケイソウの特徴的な三本の柱頭と「コロナフィラメント」と呼ばれる部位が関係しています。

花言葉のある名言(日本)

信仰が人を幸せにすると言われてきたことの意味が分かった。

神にかしずいて謙虚に生きることによって、もはや人への恐怖感がなくなるからだ。

ふだんのわたしたちはそれほど他人を恐れて生きている。

ールートヴィヒ・ウィトゲンシュタイン(哲学者)

花言葉の由来(海外)

海外でも「イエスのはりつけ」の象徴とされていることから、「聖なる愛」「信仰」「宗教的熱情」という花言葉になったといわれています。

時計の針とも比喩される三本の柱頭が、イエスをはりつけにした三本の釘を表していることが由来です。

また、「コロナフィラメント」と呼ばれる花びらの上にある輪状の派手な部位が、イエスが身に着けていた冠を象徴しています。

花言葉のある名言(海外)

ともかくもその人の行動の動機となる力、それが信仰なのです。

ーフローレンス・ナイチンゲール(看護師)

トケイソウの基本データ

花の名前トケイソウ
学名Passiflora caerulea
和名時計草
英名Passion flower
トケイソウ科
トケイソウ属
原産地中南米
開花期5月〜10月
草丈/樹高2m~3m以上

和名の時計草はまさに名前の通りで、時計にも見える独特な花の形から名付けられたことが由来です。

学名のPassiflora caeruleaは、ラテン語で「情熱の花」という意味のflor della passioneに由来していて、caeruleaは「青色の」という意味があります。

主な花の種類

種類名特徴
アメジスト青紫色の花を咲かせる交配種。
寒さに強い品種で、耐寒温度は-5℃。
キトリナ黄色い小さめの花を咲かせる半ツル性の品種。
寒さに弱く、加温された室内でないと冬越しできない。
トケイソウ’クリア・スカイ’白い花を咲かせる原種のトケイソウ。
非常に寒さに強い丈夫な品種で、耐寒温度は-15℃。
ピレシー橙赤色の花を咲かせる品種。
寒さにやや弱いが、室内であれば冬越しすることも可能。

保存方法

タイプ多年草
花持ち期間わりと長持ちする
出回り時期6月~10月
耐寒温度-15℃以上(品種による)
耐寒性弱い~強い(品種による)
耐暑性普通
日照日当たりのよい場所、半日陰
耐雨性普通
土質水捌けのよい土
利用方法鉢植え、花壇

おわりに

トケイソウの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。

花言葉としてはプレゼントにはやや不向きですが、ユニークな花を咲かせるので庭に植えておくと楽しいお家になりそうですね。

フルーツも実りますが、観賞用のトケイソウの実は品種によっては毒があるため、食べない方がいいでしょう。

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