フヨウの花言葉と由来

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フヨウの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前フヨウ
学名Hibiscus mutabilis
主な花言葉(日本)繊細な美、しとやかな美人
主な花言葉(海外)
誕生花9月3日
開花期8月〜10月

花名は『花が芙蓉(蓮の美称)に似ている』ことが由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

フヨウの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
しとやかな恋人
ピンク繊細な美

花言葉の由来(日本)

フヨウという名前の由来となった蓮は、中国では古来より美しいもの、美しい容姿の例えとされてきました。「芙蓉のかんばせ」という言葉は、美しい容姿を意味します。

日本のフヨウも蓮に劣らず、薄く繊細な花びらを一日のうちに開かせては閉じていきます。このように儚くも美しい花を咲かせることから、「繊細な美」という花言葉がつけられました。

なお、海外ではハイビスカスなどと混同されるため、海外の花言葉はありません。

花言葉のある名言(日本)

美しい目のためには、他人のいいところを見ること。美しい唇のためには、優しい言葉しか喋らないこと。そして、美しい身のこなしのためには、一人ではないという知識を持って歩きなさい

ーオードリー・ヘップバーン(女優)

フヨウの基本データ

花の名前フヨウ
学名Hibiscus mutabilis
和名木芙蓉
英名Cotton rose
アオイ科
フヨウ属
原産地中国
開花期7月〜9月
草丈/樹高2~4m

「芙蓉」は、中国での蓮の美称。日本のフヨウは蓮と花が似ているために、漢名にならって「芙蓉」とつけられたのです。蓮の呼び名と区別するために、特に木芙蓉と呼ばれています。

学名のhibiscusはタチアオイの仲間を表す古いラテン語。タチアオイはフヨウと同じアオイ科ですね。mutabilisは「変化しやすい」という意味のラテン語で、白からピンクに花色のグラデーションを見せる様子に由来します。

主な花の種類

種類名特徴
七面芙蓉八重咲きの変種。名前は複数の花が一つにまとまって咲き、いくつも顔を持つ大きな花に見えることから。
酔芙蓉八重咲きの変種。咲き進むほどに白~紅色に花色が変わる。

保存方法

タイプ樹木
花持ち期間1日
出回り時期3~5月
耐寒温度-5℃
耐寒性やや弱い
耐暑性強い
日照日当たりの良い場所
耐雨性普通
土質水持ちの良い土
利用方法地植え、鉢植え

おわりに

うだるような日本の夏に、花壇に貴重な彩りを加えてくれる芙蓉。

木は水の渇きを嫌うので、鉢植えの場合は土が乾いたらたっぷりと水をあげましょう。きっと繊細で美しい花を日ごと咲かせてくれるはずですよ。

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