カンツバキの花言葉と由来

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カンツバキの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前カンツバキ
学名Camellia sasanqua
主な花言葉(日本)愛嬌、控えめな愛
主な花言葉(海外)
誕生花12月8日、12月10日
開花期10月〜12月

花名は『寒い時期に咲くツバキである』ことが由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

カンツバキの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
愛嬌
ピンク控えめな愛
申し分ない愛らしさ

花言葉の由来(日本)

雪景色の中で鮮やかに咲く姿から、「愛嬌」という花言葉があります。樹高が高くなりにくく腰が低いところから、「控えめな愛」というものもありますね。

日本人には馴染み深いところから、和風な特性にピッタリな言葉です。

なお、カンツバキは日本固有の植物のため、海外の花言葉はありません。

花言葉のある名言(日本)

愛嬌というのはね、自分よりも強いものを倒す柔らかい武器だよ。

ー夏目漱石(作家)

カンツバキの基本データ

花の名前カンツバキ
学名Camellia sasanqua
和名カンツバキ
英名Camellia sasanqua
ツバキ科
ツバキ属
原産地日本、中国
開花期10月〜12月
草丈/樹高1.5m~3m

学名のCamellia sasanquaとはツバキとサザンカを表す単語を組み合わせたものです。

カンツバキそのものが二種類の植物を交配させたものですので、そのまま学名に反映されたものと考えられます。

主な花の種類

種類名特徴
獅子頭樹高が高く、サザンカの特性を強く持つ。
昭和の栄鮮やかなピンク色が特徴。横に広がるように生長する。
勘次郎立寒椿とも呼ばれる。上に上に伸びていくのが特徴。

保存方法

タイプ中低木
花持ち期間10日程度
出回り時期
耐寒温度ー5℃
耐寒性強い
耐暑性強い
日照日向
耐雨性普通
土質選ばない
利用方法庭園

おわりに

カンツバキの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データの紹介でした。

カンツバキという呼び方は、園芸に使われるツバキにも使用されています。実は街路樹で見かけるツバキは、ほとんどがカンツバキなのです。

ツバキとサザンカどちらの特性もあわせもち、大気汚染の影響も受けづらいことから街路樹として多く利用されるようになりました。

見かけたらぜひ観察してみてくださいね。

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