キンギョソウの花言葉と由来

記事内に広告が含まれています。

キンギョソウの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前キンギョソウ
学名Antirrhinum majus
主な花言葉(日本)おしゃべり、でしゃばり、おせっかい、図々しい
主な花言葉(海外)上品さ、優雅さ、ごまかし
誕生花1月16日、2月18日(白)、2月19日(白)、4月15日、7月2日、7月10日
開花期3月〜6月、9月~10月

花名は『花の形が、金魚が泳いでいるように見える』ことが由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

キンギョソウの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
ピンク、オレンジ、黄清純な心、健やか予知、ごまかし

花言葉の由来(日本)

キンギョソウの花言葉は、金魚のように口をパクパクしながら話しているように見えることから、「おしゃべり」「出しゃばり」となりました。

色もカラフルなので、余計に賑やかなイメージに見えるのでしょう。

全体的な花言葉はあまり良い意味ではないため、キンギョソウだけで贈るのはなるべく避けた方が良さそうですね。

花言葉のある名言(日本)

夫婦はパチンコ台のように、どちらかがクギ、どちらかが玉にならないといけない。両方クギでは静かすぎるし、両方玉ではムチャクチャになる。

ー藤本義一(小説家・放送作家)

花言葉の由来(海外)

西洋ではキンギョソウが「仮面」に似ているといわれることから花言葉を「ごまかし」と、そして占いで使う仮面から連想して「予知」となりました。

カラフルな華やかさから、西洋では女性の優雅さを連想させるため「優雅」とついています。

また、キンギョソウはバラ並みに香りが強く、フローラルな香りがすることから「優雅」となった……という説もあります。

花言葉のある名言(海外)

ごまかしで成功するよりも、堂々と失敗する方がよい。

ーソポクレス(古代ギリシャの三大悲劇詩人の一人)

キンギョソウの基本データ

花の名前キンギョソウ
学名Antirrhinum majus
和名金魚草(キンギョソウ)
英名Snapdragon
オオバコ科
キンギョソウ属
原産地南ヨーロッパ、北アフリカの地中海沿岸
開花期3月〜6月、9月~10月
草丈/樹高品種によって20㎝~120㎝

「金魚草」である和名は、花の名前と同じで、金魚に似ていることから由来しています。

学名の「Antirrhinum」はギリシャ語で「動物の鼻に似ている」という意味です。英名「Snapdragon(かみつきドラゴン)」は花をつまむと、口を開けたドラゴンのように見えることからつけられました。

草丈が品種によってさまざまなので、キンギョソウだけの寄せ植えや花壇でも、その高低差で奥行きのあるデザインを楽しめます。

また、キンギョソウはカラフルなだけではなくビタミンCが豊富で、食用花(エディブルフラワー)として、サラダとして食べられるのはご存じでしょうか。

見た目が似ていることからリナリアやグラジオラスと間違われやすいので、食用にするときは要注意です。

主な花の種類

種類名特徴
キンギョソウ ダンシングクイーン葉に紫色の斑が入るため、カラーリーフとして用いられることもある。寄せ植えに最適。
キンギョソウ アールグレイシルバーリーフ。草丈15㎝くらいの小型種。春と夏に花を咲く白いフリルの花は、人気の高い品種。
F1カリヨン5㎝ほどの花。寒さに強い。
F1プリンセス草丈50~60㎝の中型種。2色の花が特徴。
F1パレット草丈20~30㎝の小型種。色が豊富で、寄せ植えに人気。
F1レジェ花は鮮やかで、茎は曲がりにくい。管理がしやすい品種。

保存方法

タイプ一年草
花持ち期間7日程度
出回り時期3月~6月、9月~11月
耐寒温度-5℃くらいまで
耐寒性強い
耐暑性普通
日照日当たりが良い、水はけの良い場所
耐雨性弱い(過湿だと根腐れを起こす)
土質水のはけのよい土なら用土は選ばないが、草花用培養土ならよく育つ。
利用方法花壇、寄せ植え、切り花、食用(エディブルフラワー)

おわりに

ほとんどの日本人は「可愛い」「カラフル」「ヒラヒラ」「ふわふわ」などの明るいイメージしか持っていないので、海外のキンギョソウに対するイメージとの違いに驚いたことでしょう。

昔からドイツでは魔除けとして家の入口などにぶら下げて使われています。そんな効果もあるキンギョソウを皆さんもぜひ、いい香りとともに家に飾ってみませんか。

タイトルとURLをコピーしました