コムラサキの主な花言葉は、下記のとおりです。
花の名前 | コムラサキ |
学名 | Callicarpa dichotoma |
主な花言葉(日本) | 気品、知性、聡明 |
主な花言葉(海外) | ― |
誕生花 | 11月15日 |
開花期 | 6月〜8月 |
花名は『別種のムラサキシキブとよく似ている』ことが由来です。
以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。
コムラサキの色別の花言葉
色 | 日本 | 海外(西洋など) |
---|---|---|
紫・ピンク | 気品、知性、聡明 | ― |
花言葉の由来(日本)
ムラサキシキブは、秋に紫色の実をつけます。
紫は、昔の冠位十二階では最上位をあらわす色。その実に気品を見出し、源氏物語の作者である紫式部に例えて名付けられました。
コムラサキは「ムラサキシキブ」という花にとてもよく似ており、そこから「気品」や「知性」の花言葉がついたのです。
なお、日本近辺の品種であるため、海外の花言葉はありません。
花言葉のある名言(日本)
勇気とは、窮地に陥ったときにみせる、気品のことである。
ーアーネスト・ヘミングウェイ(小説家)
コムラサキの基本データ
花の名前 | コムラサキ |
学名 | Callicarpa dichotoma |
和名 | 小紫 |
英名 | Purple beautyberry |
科 | クマツヅラ科 |
属 | ムラサキシキブ属 |
原産地 | 日本、中国、韓国 |
開花期 | 6月〜8月 |
草丈/樹高 | 1.5~2m |
和名の小紫は、紫式部という花によく似ていることからつけられました。また、名前に「小」がつくことから紫式部よりも小さいと思われがちですが、実際は見た目の大きさにほぼ差がありません。若干小紫が小さい程度です。
学名は、属名であるCallicarpa(カリカルパ)は、ギリシア語のcallos(美しい)とcarpos(果実)が合わさって名付けられました。ちなみに、種小名のdichotoma(ジホトーマ)は、二股になったという意味です。
主な花の種類
種類名 | 特徴 |
---|---|
シロシキブ | 白い実をつけるのが特徴。 こちらは秋になっても実が紫色に変化しない。花も白色をしている。 |
オオムラサキシキブ | ムラサキシキブやコムラサキと比べて葉が大きいのが特徴。 実のよく密集するため、たわわなブドウがついているような見ためをしている。 |
保存方法
タイプ | 低木 |
花持ち期間 | 1ヶ月 |
出回り時期 | 6月~7月 |
耐寒温度 | 0℃ |
耐寒性 | 普通 |
耐暑性 | 普通 |
日照 | 明るめの日陰や半日蔭 |
耐雨性 | 強い |
土質 | 保湿、通気性がよく、湿り気のある土 |
利用方法 | 庭木、鉢植え |
おわりに
コムラサキの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。
このコムラサキの実、じつは食べることができます。小ぶりなブドウのような見た目でおいしそうですよね。
しかし、味はほのかに甘い程度であまり美味しくありません…。お庭を彩ってくれる植物として、観賞用に取り入れておくくらいにしましょう。