クンシランの花言葉と由来

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クンシランの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前クンシラン
学名Clivia miniata
主な花言葉(日本)高貴、誠実、情け深い
主な花言葉(海外)高貴、気高さ、誠実
誕生花3月5日、3月15日
開花期3月〜5月

花名は『ノビリス( “高貴”という意味)にちなんで名づけられた』ことが由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

クンシランの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
オレンジ高貴、情け深い高貴、気高さ
幸せを呼ぶ情け深い
誠実誠実

花言葉の由来(日本)

このクンシランの花の名前には、高位の人の意味を指す言葉が使われています。まさしく高嶺の花ですね。

この花名のもとになったnobilis(高貴)や和名である君子にちなんで、花言葉の「高貴」や「誠実」がつけられました。

花も色鮮やかで大柄なので、贈り物にぴったりのお花ですよね。

花言葉のある名言(日本)

僕は貴族ではないが、貴族にもまさる高貴な心を持っている。人間を高めるのは、身分ではなく、心だ。

ーヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト(音楽家)

花言葉の由来(海外)

このクンシランという花は、名前に「ラン」がついていますが、実はランの仲間ではありません。実はヒガンバナの仲間だったのです。

紫君子蘭は、青い彼岸花と呼ばれることもあるので、納得ですね。

このクンシランは、クライブ家の出身であるノーサンバランド公爵夫人を讃えて学名が命名されています。

植物学の発展に貢献した人物であるノーサンバランド夫人にちなんで、花言葉である「情け深い」がつけられたのかもしれませんね。

花言葉のある名言(海外)

愛は寛容であり、愛は情け深い。また、ねたむことをしない。

ーイエス・キリスト(聖書)

クンシランの基本データ

花の名前クンシラン
学名Clivia miniata
和名君子蘭
英名Kaffir lily
ヒガンバナ科
クンシラン属
原産地南アフリカ
開花期3月〜5月
草丈/樹高30~50cm

和名は明治時代にクリビア・ノビリスという君子蘭の種が日本にやってきました。そのノビリスの「高貴」という意味にちなんで名付けられました。

「君子」とは、学識と人格どちらも優れた人や行為の人を指す言葉なので、この名前になりました。

学名のClivia(クリビア)は、19世紀に植物学発展のために援助をしたイギリスのクライヴ(Clive)家出身の公爵夫人敬意を表し、この名になりました。

主な花の種類

種類名特徴
クリビア・ミニアータ高さ40~50cmほどの太い花茎を伸ばし、その先端に直径約3cmのラッパ形の花を10~20個つける。
クリビア・ノビリス他の君子蘭に比べてふくらみがなく、花茎の先端にたくさん花が咲き、先端が緑色になるのが特徴。
スカドクスス・プニケウス8月下旬に開花する、南アフリカからエチオピアが原産の品種。
キバナクンシラン透き通るようなやわらかい黄色の花びらをした品種。

保存方法

タイプ多年草
花持ち期間7日程度
出回り時期3月~5月
耐寒温度5℃
耐寒性弱い
耐暑性普通
日照2月~3月……日当たりの良い室内
4月~5月……室内の明るい日陰
6月~10月…戸外の明るい日陰
11月~1月…室内の明るい日陰
耐雨性普通
土質通気性と保水性、排水性のよい、弱酸性の用土
市販のクンシランの土でもよい
利用方法鉢植え

おわりに

クンシランの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。

花そのものは育てるのは難しいとされていますが、直射日光に気を付けていれば咲かせることができます。

ぜひこの鮮やかなお花の育成に、挑戦してみてはいかがでしょうか。

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