マトリカリアの花言葉と由来

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マトリカリアの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前マトリカリア
学名Tanacetum parthenium
主な花言葉(日本)集う喜び、鎮静
主な花言葉(海外)保護
誕生花5月27日、6月1日
開花期5月〜7月

花名は『ラテン語の「mater(母)」』が由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

マトリカリアの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
集う喜び、鎮静保護
楽しむ健康

花言葉の由来(日本)

白の「鎮静」の花言葉は、マトリカリアが古くから薬草として使われたことが由来です。

白や黄の「集う喜び」「楽しむ」の花言葉は、たくさんの小さな花が咲く姿が由来です。寄り添って咲く花たちが、集まって楽しそうにおしゃべりをするように見えたのでしょうか。

花言葉のある名言(日本)

不可能なことをするのは、楽しいもんだ。

ーウォルト・ディズニー(アニメーター)

花言葉の由来(海外)

白と黄の「保護」「健康」の花言葉は、古来から薬として使われたことが由来です。今もハーブとして民間治療に使用されています。

花言葉のある名言(海外)

幸福のこんな定義を聞いたことがあります。「幸福とは、健康と物忘れの早さである」ですって!わたしが思いつきたかったくらいだわ。だって、それは真実だもの。

ーオードリー・ヘップバーン(女優)

マトリカリアの基本データ

花の名前マトリカリア
学名Tanacetum parthenium
和名ナツシロギク(夏白菊)
英名Feverfew
キク科
ヨモギギク属(タナセツム属)
原産地ヨーロッパ南西部~西アジア
開花期5月〜7月
草丈/樹高10~100cm

「マトリカリア」はラテン語の「matrix(子宮)」または「mater(母)」が由来です。明治時代に日本に渡来したときにはマトリカリア属に分類されていました。その名残で現在も園芸上マトリカリアの名前で扱われています。

学名の「Tanacetum」は古いラテン語の「tanazita(不死)」が由来です。マトリカリアが古くは薬として使われたためにつけられました。

また、学名の「parthenium」は「パルテノン」が由来です。一説ではパルテノン宮殿で大けがをした労働者の命をマトリカリアから作られた薬で救ったのだそうです。

和名の「ナツシロギク(夏白菊)」は、マトリカリアが初夏に咲くことが由来です。「夏に咲く白い菊に似た花」の意味があります。

英名の「Feverfew」は、「Fever(熱)」と「few(少ない)」で「熱を下げる」の意味。マトリカリアは古くは解熱剤として使われていたと言われています。

主な花の種類

種類名特徴
サンタナ・イエロー草丈15cm位の矮性品種。舌状花が白く、淡い黄色の筒状花が大きく発達しているため、花全体がクリーム色に見える。
シングル・ベグモマトリカリアの一般的な品種。小振りのマーガレットに似た花を咲かせる。草丈が長く100cm程度に伸びるため切り花として人気。
ベグモ・スノーボール・エキストラ白いポンポン咲きの丸い花を咲かせる。切り花用として人気がある。近年人工的にピンクなどに染めた切り花も流通している。
ゴールデンボール草丈20~30cm。まっすぐ伸びた茎の先に黄色いポンポン咲きの花を咲かせる。8~10月に開花する。

保存方法

タイプ多年草(二年草扱い)
花持ち期間10日
出回り時期5月~7月
耐寒温度-10度
耐寒性強い
耐暑性やや弱い
日照屋外の日向から半日陰
耐雨性普通
土質水はけが良く、保水性のある土を好む
利用方法花壇、鉢植

おわりに

マトリカリアの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。

マトリカリアはマーガレットに似た一重咲きのものや、丸いタンポポのようなポンポン咲きなど多彩な花姿をしています。小さな花をたくさん咲かせ花持ちがいいため、切り花として人気のある植物です。

古くから婦人病の薬や解熱剤として使われており、現在でもハーブとして流通しています。虫よけのコンパニオンプランツとしても注目されている花です。

育てやすく初心者にもおすすめです。秋に種を植えると、次の年の初夏に花を咲かせます。こぼれ種で自然に増え、一度植えれば毎年花を楽しめます。

良い花言葉ばかりですので、花言葉を添えてプレゼントしてはいかがでしょうか。

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