プロテアの花言葉と由来

プロテアの主な花言葉は、下記のとおりです。

花名は『ギリシャ神話の海の神プロテウス』が由来です。

以下では、花言葉（日本と海外）の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

プロテアの色別の花言葉

ピンクの「風格」「王者の風格」の花言葉は、濃ピンクの花を咲かせる「プロテア・キナロイデス」につけられました。プロテア・キナロイデスは「キング・プロテア」とも呼ばれ、以前は王様だけが鑑賞できたと言われています。

赤の「華やかな期待」の花言葉は、大きくて派手な花を咲かせることが由来です。卵型のつぼみから開く美しい花を、楽しみに待つ気持ちが込められています。

白の「甘い恋」の花言葉は、プロテアがミツドリ（Sugarbird）によって受粉されることが由来です。鳥とプロテアの姿から甘い恋をイメージしたのでしょう。

黄の「自由自在」の花言葉は、学名が由来です。自由自在に姿を変えたと言われるギリシャ神話の海の神プロメテウスにちなんでつけられました。

愛は最も甘く、最も苦いものだ。

ーエウリピデス（詩人）

ピンクと赤の「多様性」「変換」の花言葉は、プロテアの変種が多いことが由来です。世界では1,000種類以上の変種があると言われています。

白の「勇気」の花言葉は、花の姿が由来です。プロテアの大きな美しい花を見て、困難を乗り越える勇気を得ることができるのでしょう。

黄の「大胆」の花言葉は花が大きなことが由来です。他のどんな花とも違う輝くような花を咲かせるプロテアに大胆なイメージを抱いたのではないでしょうか。

追い続ける勇気があるのなら、全ての夢は必ず実現する。

ーウォルトディズニー（アニメーター）

「プロテア」の名前は、ギリシャ神話の海の神「プロテウス」が由来です。プロテアには変種が多いため、自由自在に姿を変えたプロテウスにちなんで名前が付けられました。

種類名	特徴
プロテア・キナロイデス	キング・プロテアやジャイアント・プロテアとも呼ばれる。プロテアの代表品種。南アフリカ・ケープ地方で見られ、南アフリカの国花。木の高さは2mほどになる。花序は30cmにもなり、濃ピンクの総苞片が豪華に縁取る。
プロテア　アリスタタ	南アフリカのケープ地方に自生する。樹高は2.5mほどになる。葉は松のような形をしている。
プロテア　グランディケプス	ピーチプロテアやプリンセスプロテアとも呼ばれる。木の高さは2ｍほどになる。花序は10cmぐらいの卵型。総苞は開かない。
プロテア　ネリーフォリア	アフリカやオーストラリアの熱帯または亜熱帯に自生する。樹高は8mほどにもなる。葉がキョウチクトウの葉に似ている。総苞は毛に包まれており、花は直径6～7cm程。