センニチコウの主な花言葉は、下記のとおりです。
花の名前 | センニチコウ |
学名 | Gomphrena globosa |
主な花言葉(日本) | 色あせぬ愛、不朽、永遠の恋 |
主な花言葉(海外) | 色あせぬ愛、不死、不滅 |
誕生花 | 8月14日、9月22日 |
開花期 | 7月~11月 |
花名は『この植物の花期が長い』ことが由来です。
以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。
センニチコウの色別の花言葉
色 | 日本 | 海外(西洋など) |
---|---|---|
赤 | 色あせぬ愛 | 色あせぬ愛 |
ピンク | 不朽 | 不死 |
紫 | 永遠の恋 | 不滅 |
花言葉の由来(日本)
センニチコウの花は、小ぶりで丸いポンポンのように見えて可愛らしいですよね。
じつは花期が長いことが特徴で、ドライフラワーにしても花が色あせることがないといわれるほどなんです。
この特徴から、「色あせぬ愛」や「不朽」という、いつまでも変わらない様を意味する言葉がつけられました。
花言葉のある名言(日本)
死して不朽の見込みあらばいつでも死すべし、生きて大業の見込みあらばいつでも生くべし。
ー吉田松陰(思想家)
花言葉の由来(海外)
花期が長い特徴から、海外でも「不死」や「不滅」といった変化しない意味を持つ花言葉が多くつけられています。
加えて、海外では花占いに用いられることもあるそうなんです。
その方法は、男性が胸のポケットに花を入れ、意中の相手に会いに行くだけ。枯れなかったら恋が成就して、枯れてしまうと失恋する、という判別で使われています。
もし枯れてしまったら怖いですね……
花言葉のある名言(海外)
人の魂は、不滅です。ですが正しい者の魂は、不滅であり神聖なのです。
ーソクラテス(哲学者)
センニチコウの基本データ
花の名前 | センニチコウ |
学名 | Gomphrena globosa |
和名 | 千日紅 |
英名 | Globe amaranth |
科 | ヒユ科 |
属 | センニチコウ属 |
原産地 | 熱帯アメリカ、熱帯アフリカ |
開花期 | 7月~11月 |
草丈/樹高 | 15~70cm程度 |
和名の千日紅は、100日間咲き続けることに由来する「百日紅(サルスベリ)」よりも長く花を咲かせることからきています。
百よりも長い”千”からとって、センニチコウと名付けられました。
英名のGlobe amaranth(グローブアマランス)は、「Globe(丸い)」と「amaranth(ヒユ科の植物)」という意味が合わさって付けられています。
主な花の種類
種類名 | 特徴 |
---|---|
ストロベリー・フィールズ | 草丈は80cmほどになり、センニチコウのなかでは最も背が高くなる。 明るいオレンジ赤色の花が人気で、草丈を生かして切り花にするとよい。 |
ファイヤーワークス | スパイシーな香りの花が特徴的な品種。よく枝分かれして倒れながら横に広がり、大株になる性質。 強く凍らせなければ、冬越しもできる。 |
保存方法
タイプ | 一年草、多年草 |
花持ち期間 | 5~10日程度 |
出回り時期 | 7月~11月 |
耐寒温度 | 5℃ |
耐寒性 | 弱い |
耐暑性 | 強い |
日照 | 戸外の日当たりと水はけのよい場所 |
耐雨性 | 強い |
土質 | 水はけのよい土 |
利用方法 | 鉢植え、庭植え |
おわりに
センニチコウの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。
実は、このお花はインドやベトナムでは若い芽や葉を食用としたり、中国では咳止めの薬として使われていたりします。
アレンジメントとしてはもちろん、ドライフラワーにも向いているので、花言葉を添えてプレゼントしてみてはいかがでしょうか。