センリョウの主な花言葉は、下記のとおりです。
花の名前 | センリョウ |
学名 | Sarcandra glabra |
主な花言葉(日本) | 利益、裕福 |
主な花言葉(海外) | - |
誕生花 | 12月17日 |
開花期 | 6月〜7月 |
花名の「センリョウ」(千両)は同じ赤い実をつける「マンリョウ」(万両)に似ていて、実の量が少ないことが由来です。
以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。
センリョウの色別の花言葉
色 | 日本 | 海外(西洋など) |
---|---|---|
赤(実の色) | 富、財産、利益、裕福、恵まれた才能、可憐 | ー |
花言葉の由来(日本)
「センリョウ」は、お正月に活ける花材で有名です。左右対称の葉の上に、いくつもの可愛い”赤い実”が乗っているように見えますね。
「赤」は日本では縁起が良い色。”紅白幕”や”神社の鳥居”でも見かけます。
その縁起のいい”赤い実”には、『招き猫』の千両小判のように、「富」や「利益」と言ったお金に関する花言葉が並んでいます。
他にも豊富な赤い実をつけていることから「恵まれた才能」と言う花言葉もあります。
歌舞伎やスポーツの世界で、一日でたくさん稼ぐような「豊かな才能」を持つ人は『千両役者』と呼ばれ、褒め言葉になっています。
花言葉のある名言(日本)
楽しみに金のかからない人が最も裕福である。
ーヘンリー・ディヴィッド・ソロー(作家)
センリョウの基本データ
花の名前 | センリョウ |
学名 | Sarcandra glabra |
和名 | 千両、草珊瑚、竹節草、仙霊草 |
英名 | Japanese Sarcandra |
科 | センリョウ科 |
属 | センリョウ属 |
原産地 | 日本、台湾、中国、マレーシア |
開花期 | 6月〜7月 |
草丈/樹高 | 50㎝~80㎝ |
「クササンゴ」(草珊瑚)とは、赤い実の色から、まるで”珊瑚のような草”が名前の由来となっています。
学名の”Sarcandra glabra”は、センリョウと言う植物そのものを意味しています。
主な花の種類
種類名 | 特徴 |
---|---|
ムラサキセンリョウ | 紫葉千両などと呼ばれ、葉の裏が紫がかった茶色。 |
シロミノセンリョウ | 白い実をつける希少な品種。手に入りにくい。 |
斑入りセンリョウ | 葉に白やクリーム色の斑が入るとても美しく、人気のある品種。 |
キミノセンリョウ | 黄色い実をつけるセンリョウ。 |
保存方法
タイプ | 常緑低木 |
花持ち期間 | 数日間 |
出回り時期 | 苗は、4月~5月 |
耐寒温度 | 0℃ |
耐寒性 | 普通 |
耐暑性 | 強い |
日照 | 明るい日陰 |
耐雨性 | 普通 |
土質 | 水はけの良い土 |
利用方法 | 庭木 |
おわりに
センリョウの花言葉と基本データの紹介でした。
センリョウの花はとても小さく、淡い黄色で”花びら”や”がく”も無く目立ちません。
ところが冬にかけて、赤く熟すと真っ先に鳥たちに狙われます。袋をかけて防いでいるお宅をよく見かけますよね。鳥たちも”豊富な栄養が詰まっている”と気づいているのでしょう。
クリスマスが終わったら、今度は、”センリョウ”の実をリースに付け替えて、私たち人間も「富」や「福」を呼びこみたいものです。