ブッドレアの花言葉と由来

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ブッドレアの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前ブッドレア
学名Buddleja davidii
主な花言葉(日本)恋の予感、魅力
主な花言葉(海外)復活、新たな始まり
誕生花8月3日、9月13日
開花期7月〜10月

花名は『イギリスの植物学者アダム・バドル氏』が由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

ブッドレアの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
恋の予感復活
魅力新たな始まり
親しみのある関係前向きな変化

花言葉の由来(日本)

紫と青の「恋の予感」「魅力」の花言葉は、良い香りのする花房にチョウが集まることが由来です。ブッドレアの魅力に夢中になるチョウの姿に、恋をする若者をイメージしたのでしょう。

白の「親しみのある関係」の花言葉は、チョウを引き付けることが由来です。ブッドレアとチョウの姿を見て、仲のいい人たちの様子を連想したのでしょうか。

花言葉のある名言(日本)

すべてのことがいい予感であり、吉兆である。君がそれを欲するならば、カラスが君に告げているのはしあわせなのだ。

ーエミール・オーギュスト・シャルティエ(哲学者)

花言葉の由来(海外)

紫と青、白の「復活」「新たな始まり」「前向きな変化」の花言葉は、ブッドレアが丈夫な植物であることが由来です。

建物の壁の割れ目やアスファルトのひび割れからも生えてくる姿に、復活のイメージを持ったのでしょうか。

花言葉のある名言(海外)

最終的には自分が影響を与えた人々の人生に良い変化と利益をもたらすことが大切なんだ。

ーリチャード・ブランソン(実業家)

ブッドレアの基本データ

花の名前ブッドレア
学名Buddleja davidii
和名フジウツギ(藤空木)
英名butterfly bush、Summer lilac
ゴマノハグサ科(フジウツギ科)
フジウツギ属
原産地中国
開花期7月〜10月
草丈/樹高2~3m

「ブッドレア」の名前は学名が由来です。学名の「Buddleja」は、イギリスの植物学者「アダム・バドル(Adam Buddle)」氏の功績をたたえてつけられました。

学名の「davidii」は、フランス人宣教師で探検家の「アルマン・ダヴィド(Armand David)」氏が由来です。中国で布教活動をしていたダヴィド氏が、ブッドレアを報告した最初のヨーロッパ人と言われています。

和名の「フジウツギ(藤空木)」は、花房がフジ(藤)の花に、葉の形がウツギ(空木)に似ていることが由来です。

英名の「butterfly bush」は、香りに誘われてたくさんのチョウが飛んでくることが由来です。「bush」は低木の意味があります。

また英名の「Summer lilac」は、「夏に咲くライラックに似た花」の意味です。

主な花の種類

種類名特徴
ロイヤルレッドアメリカで作られた園芸品種。濃い紅紫色の花が咲く。長さ25〜40cmの大きくて香りのよい花穂が特徴。高さ5mまで成長する大きくて力強いアーチ型の低木。葉は長くて先のとがった、濃い緑色。
ホワイト・クラウド花は白色で、中心がオレンジ色。生育旺盛で、育てやすい品種。
アドニス・ブルーブッドレアのなかで、最も濃い青紫色の花を咲かせる。イギリスで作出された新品種。樹高1.2〜1.5mと小型で、狭い場所でも栽培可能。花序は長さ25~30cmの円錐形で、1カ月以上開花し続ける。

保存方法

タイプ落葉低木
花持ち期間3日
出回り時期7~10月
耐寒温度-10度
耐寒性強い
耐暑性強い
日照屋外の日向から半日陰
耐雨性普通
土質水はけが良く、保水性のある土を好む
利用方法花壇、鉢植

おわりに

ブッドレアの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。

原産地は中国で、19世紀にヨーロッパに伝えられた後様々な園芸品種が作られました。日本へは明治時代にヨーロッパから園芸品種が渡来したと言われています。

暑さや寒さに強く丈夫なので、園芸初心者にも育てやすい木です。あまり大きくならないので鉢植えでも育てられます。

良い意味の花言葉ばかりですので、花言葉を添えてプレゼントしてはいかがでしょうか。

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