スグリの花言葉と由来

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スグリの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前スグリ
学名Ribes
主な花言葉(日本)あなたを喜ばせる、あなたの不機嫌が私を苦しめる
主な花言葉(海外)感謝の気持ち(Thankfulness)
誕生花7月7日、8月28日
開花期4月〜5月

花名は『実がとても酸っぱい』ことが由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

スグリの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
黄色あなたを喜ばせる、
あなたの不機嫌が私を苦しめる
感謝の気持ち(Thankfulness)

花言葉の由来(日本)

スグリの仲間は色々な種類がありますが、どれも小ぶりで可愛らしい実をたくさんつけます。まるで宝石のような美しい実を眺めているとなんだかうっとりしてきますよね。

そしてその実はジャムやソース、果実酒などたくさんの利用法があります。

見た目でも味でも楽しませてくれることから、「あなたを喜ばせる」という花言葉がつけられました。

その一方、「あなたの不機嫌が私を苦しめる」といったネガティブな花言葉も。

こちらはスグリの枝にはトゲがあり、実を収穫するときにそのトゲが刺さって怪我をしてしまうことが由来となっています。

たくさんのトゲで守られている様子がまるで「実を取らないで!」と不機嫌なように見えるのですね。

花言葉のある名言(日本)

人生の楽しみの中で最高のものは、やはり人を喜ばせることでしょう。

ーやなせたかし(漫画家)

花言葉の由来(海外)

カトリック教会などでは洗礼者ヨハネの誕生日とされる6月24日を「聖ヨハネの日」と呼び、とても重要な日として盛大なお祭りをします。

この聖ヨハネの日の頃にちょうど実が熟し食べ頃になることから、ヨーロッパではスグリのことを「ヨハネスベリー(ヨハネのベリー)」とも呼ぶようになったそうです。

聖ヨハネに感謝を捧げながら食べられるため、「感謝の気持ち」という花言葉となりました。

花言葉のある名言(海外)

感謝の気持ちを表すことは、最も美しい礼儀作法である。

ージャック・マリタン(哲学者)

スグリの基本データ

花の名前スグリ
学名Ribes
和名酸塊(すぐり)
英名Currant
スグリ科
スグリ属
原産地ヨーロッパ
開花期4月〜5月
草丈/樹高1m〜1.5m

学名の「Ribes」は、アラビア語で「酸味のある」という意味の言葉「ribas」からきています。

和名の「酸塊」も同様に、「酸っぱい塊(実)」という意味です。

スグリの実はそのまま食べるととても酸っぱいので、ジャムやソースに加工して使うのが一般的となっています。

主な花の種類

種類名特徴
アカフサスグリ英名は「レッドカラント(red currant)」という。
真っ赤な透明感のある実を房状につける。
クロフサスグリ英名は「ブラックカラント(black currant)」という。
フランス語の「カシス」の呼称が有名で、黒い実をつける。
セイヨウスグリ英名は「グーズベリー(gooseberry)」という。
初夏に赤や緑の実をつける。

保存方法

タイプ落葉低木
花持ち期間1週間
出回り時期5月〜7月(花ものではなく実ものとして)
耐寒温度-30℃
耐寒性とても強い
耐暑性弱い
日照日当たりの良いところ
耐雨性普通
土質水持ちと水はけの良い土
利用方法実を観賞用や食用として利用する

おわりに

スグリの花言葉にまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。

スグリの花は小さく目立たないので、どちらかというと花より実の方を観賞用として用いることが多いようです。スグリの実は赤くて透明感があり、まるでルビーのようにキラキラとしてとても綺麗!

スグリの鉢植えがひとつあれば、観賞用として見てよし、食用として食べてよしと一石二鳥ですね。

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