バンダの花言葉と由来

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バンダの主な花言葉は、下記のとおりです。

花の名前バンダ
学名Vanda Orchid
主な花言葉(日本)上品な美しさ、身軽、ユニーク、華やかな恋、個性的、優雅、エレガント
主な花言葉(海外)王族、幸福、優雅さ、友情
誕生花1月19日、8月26日
開花期2月〜4月、8月~10月

花名は『サンスクリット語で「まとわりつく」という意味のvandakaから付けられた』ことが由来です。

以下では、花言葉(日本と海外)の詳細を色別・国別にまとめ、その由来と名言などをご紹介します。

バンダの色別の花言葉

日本海外(西洋など)
ユニーク友情、願い
個性的、優雅賞賛、王族、富
ピンク華やかな恋、エレガント幸福、恵み、女性らしさ
上品な美しさ、身軽優雅さ、尊敬、純粋さ

花言葉の由来(日本)

バンダは樹木のわりと高い位置に根を張る着生植物で、霧の水分などで育つユニークな特性から「個性的」「ユニーク」「身軽」という花言葉が付けられたとされています。

そして、バンダの花びらにはキレイな網目模様が入っていて独特な見た目をしていることから、「上品な美しさ」「優雅」「エレガント」などの花言葉が付けられました。

「華やかな恋」という花言葉については、樹木にまとわりつく姿に由来していて、バンダが恋をしているように見えたのでしょうね。

花言葉のある名言(日本)

金持ちや馬鹿は飾り立て、優雅の士は服を着こなす。

優雅な生活とは、外面的、物的に洗練された生活のことである。

あるいは、いかにも才人らしく収入を使う術である。

もっと論理的に言えば、財産を上手にひけらかす方法である。

ーオノレ・ド・バルザック(小説家)

花言葉の由来(海外)

バンダはラン科の植物なので、海外ではランに付けられている花言葉と似た意味合いがあるようです。

「賞賛」「王族」「富」などの花言葉は、ビクトリア朝時代に、王族やエリート階級に好まれていたことに由来しています。

中国では、ランは幸運な観葉植物の一つと考えられていることから「幸福」や「恵み」などの花言葉が付けられたのでしょうね。

花言葉のある名言(海外)

幸福な人生を歩んでいる人は、言葉の使い方を知っています。

言葉は選んで使いなさい。

言葉の選択一つで、人生は明るくも暗くもなるのです。

ージョセフ・マーフィー(作家)

バンダの基本データ

花の名前バンダ
学名Vanda Orchid
和名翡翠蘭(ひすいらん)
英名Lei orchid
ラン科
バンダ属
原産地東南アジア
開花期2月〜4月、8月~10月
草丈/樹高20cm~60cm

和名の翡翠蘭(ひすいらん)は、宝石の「翡翠」のように美しい花色や見た目から付けられたことが由来です。

学名のVandaは、サンスクリット語で「まとわりつく」という意味のvandakaに由来しています。

主な花の種類

種類名特徴
バンダ・セルレア薄い青紫色をした中輪の花を咲かせるバンダの原種。
タイ北部が原産で、株自体はわりと小さめである。
バンダ・クリスタータ緑色と赤茶色のコラボレーションが楽しめる小型の原種。
インドやネパールが原産で、鉢植えに向いている。
バンダ・デニソニアナ黄色い中輪の花を咲かせる中型の原種。
ミャンマーやタイが原産で、香りを楽しむこともできる。
バンダ・ロバーツ・デライト紫色や赤紫色をした大輪の花を咲かせる交配種。
様々な色彩があるので庭に植えると華やか。
バンダ・パチャラ・デライト濃い紫色をした大輪の花を咲かせる品種。
美しい網目模様を楽しむことができる。
バンダ・サンサイ・ブルー紫色をした大輪の花を咲かせる交配種。
バンダらしい網目模様が入っている。

保存方法

タイプ多年草
花持ち期間良い
出回り時期周年
耐寒温度15℃ほど
耐寒性弱い
耐暑性強い
日照風通しがよく、日当たりのよい場所
耐雨性普通
土質水ゴケなど
利用方法バスケット直植え、鉢植え

おわりに

バンダにまつわる由来や意味と、基本データについての紹介でした。

バンダはランの専門店などにはありますが、普通のお花屋さんには出回っていないので、手軽に入手することができません。

また、土を使わずにバスケットに入れただけでも育つような特殊でユニークな植物なので、育てる難易度は高いようですね。

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